2010.04.29 投稿者:JTC

33- 命を守る活動

こんにちは。佐藤です。

お昼にブログを書くのは初めてで、なんだかすがすがしいです。

今朝「世界の子供たちに栄養を」というセミナーを受けてきました。

その前に、明け方、さすがの私も目が覚めたほどの地響きが聞こえてきて、しばらく続いたので

もしかして裏山ががけ崩れを起こしている音かも!と外に出てみました。

が、。。雷でした。

前々から朽ちた木が電線スレスレで、これが倒れたら大変なことになるな~と思っていたら

案の定、朝その木が倒れ、電気が不通となりました。

マンションは電気ポンプで水をタンクからくみあげているので、水も使えませんでした。

何度も住民が市に木を伐採するように申し入れていたのに、

「県のものか市のものかわからないから処理できない」と言われ、ずっと放置されていた木でした。

私は災害用に溜めている飲み水で顔や歯を洗い、適当に身支度を済ませ、セミナーに行きました。

むかいながら、電気も水道もない暮らしは大変なことだな、

昨日のような嵐で家がなかったら大変なことだな、と考えていました。

しかし、セミナーは電気も水道も食糧もない国のお話でした。

なぜそうなるのかというと、それは年の半分が雨期、半分が乾期で作物が育たないせいです。

私はある会社の日用品を使い続けています。

それを買えば、1製品につき25セント、ある国に寄付されるようになっているのです。

それが積もり積もって、数年前、その国にコンクリート製の学校が建てられました。

その後、その国に3日間嵐が襲い、その国のすべてのものが崩壊したけれど、

その校舎だけが残り、そこに避難できたおかげで300人の命が助かったのです。

ひとりひとりのほんの小さな活動が多くの命を救うのですね。

私は毎月、一人一か月分の十分な栄養がいきわたるミールをある国の子供たちに送っています。

昔は、自分が満たされたら、成功したらいつか慈善事業をしようと考えていました。

自分の身内が潤ったら外に目をむけよう、そう考えていました。

でも、自分に問いかけることもありました。

じゃ、何が得られたら満たされるの?なにをもって成功っていうの?

身内はこの豊かな日本でなら自分の力で食べていけるよね?なんかのいいわけ?

答えがでませんでした。

心理学を学び、自己理解を深めるなか、

私の成功はたくさんのお金や物、従業員に囲まれている生活ではないなと気づきました。

命の大切さに気づけたら、それだけで十分幸せだと感じる私でした。

たくさんの資産をもっていた私でしたが、それをすべて一日にして失ったあとの気づきでしたが

今できることを、たとえ小さな活動でもやっていこう、そう考えました。

お金がたくさんあっても、少ししかなくても、

する気持ちがあればするし、する気持ちがなければしない。

「できない」は「したくない」とイコールだったな。。。

命を守る活動ができることを語り歩ける自分になろう、と考えています。

それもこれも、自分の命も他者の命も大切だと、心理学を通して気づけたからこその未来です。