2011.12.30 投稿者:JTC-出口 さゆり

51-捨てる…。

こんばんは。出口です。

みなさん、年末の大掃除は済みましたか?

今月の後半から我が家ではお互い協力しあい、
いらないものを処分する断捨離を実行しました。

私の母は、物を捨てようとすると、【もったいない、もったいない】とよくいっていましたので
今でも何か物を捨てる時には、ふとその言葉が私の頭の隅をよぎります。

数年前に比べたら私は随分と捨てることをためらわずにできるようになったと思います。

しかし、どうでしょう、改めて物を眺めてみて、こう問いかけてみたら、

いらないもの、いるもの、はっきりしてきました。

これって…本当に必要なもの?
これからも大切にしたい?
私にとってどんな意味があってこの物や服と一緒にいるの?

今までお世話になったことにはかわりがないから、お別れする前にお礼を言ってゴミ収集の方にバトンタッチ。

これって、今年、私が心の中でしてきたことと似てる。

そう思いましたので是非聴いて頂けたら幸いです。

人それぞれ、生まれた場所や環境が違い、経験してきたことも違います。

それぞれの環境のもと、その環境で生きるのびるのに必要だった

やり方、あり方を自然と身につけ、行動し続けています。

それが自分や他者を苦しめている結果になろうとも、気づかぬうちにしてしまうものです。

それがいけないこと!

と、知らせるために心理学があるのではないと私は思います。

そうせざるをえない人間の心の働き、
そうせざるをえないやり方やあり方の仕組みを

心理学では多くの学者さんの提唱した理論のもと

自分の心を読み解くことができます。

その心理学によって、私は自分や周りの人たちにとって、

より建設的なやり方やあり方を知ることができました。

そして、今まで身につけた、考え方や感じ方にしがみつくことをやめて

それらにお別れを告げて、一個ずつ葬ってきました。

それはまるで、自分で背負いすぎた荷物と一つずつ向き合い、

必要のないものならばいさぎよく捨てる、今回の断捨離のような作業でした。

自分がもっと自分らしく生きるために。
あなたがあなたらしい人生を生きるために。

今何かにとらわれていたり、今頭の中を支配する何か…
今の自分を突き動かすそれらは本当に必要なものですか?

問いかけてもなお、心から必要だと思えるものがあったら

もしかしたらそれがあなたの宝物かも知れません。

私は必要のないものを捨てたからこそ、
荷物でたくさんだった心が軽くなり

幸せがいっぱい広がっていることに気づいた一年でした。

物を大切にする心まで捨てていません。
必要か必要でないか、判断できる心を育みます。

一年、本当に色んなことがおきました。
今こうして生きていられるのは奇跡です。

ありがとうございます。

皆さんにとって豊かな年末、年始となりますことを願っています。

来年もどうぞよろしくお願いします。

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