2015.06.06 投稿者:JTC-出口 さゆり

86-うるピリ

ピリピリ
私は、ピリピリした雰囲気に敏感です。
私にとってのピリピリとは、その場に居る誰かの心がイライラしていて、トゲトゲしているような感じ。
手のひらでその人の心を触ったら…まるで薔薇のトゲを触った時の様で、
痛っ!
ピッと手を引っ込めてしまう、そんな空気感です。
そんな感じのする空気。ピリピリ。
なぜ敏感かと言うと…
私の幼い頃、両親はいつもピリピリしていたからです。
経済苦、将来の不安、親戚の心配、子育て…
いろいろな悩みが彼らの心にはあったのではないかな、と今は想像できます。
最近、よく幼い頃の父や母の苦労を考えさせられます。
どんなに苦しくても、家族を愛することを投げ出さなかった両親。
幾度も離婚危機はありました。
幼い私にとっては、父の怒鳴り声が鳴り響く家の中は毎日が戦争の様でした。
その度に、私は怖く、苦しい気持ちを味わいました。
その時の気持ちはカウンセリングなどで十分に嘆きました。
その上で、こうも思います。
きっと、
その気持ちは子どもの私だけでは無かっただろう…と。
父も母も苦しかったと思います。
しかし、それでも両親は苦しみと共に今ある幸せと未来の光を信じて私と一緒に生き続けてくれました。
昨日よりも今日、今日よりも明日を豊かに生きようと努め続けてくれた両親の元に生まれて本当に良かったです。
今日こそは幸せに…
今日こそ喜びを…
今日こそ生きていることへの感謝を…
願い、これらの気持ちを胸に抱き、毎日を生き続けてくれていた。
ということが今なら理解できます。
当時はピリピリした両親のことが怖くて仕方ありませんでしたが、
こうして想像を働かせて感じてみると、
ピリピリの奥にある頑張りや生きる強さや愛情があることに気づきます。
だからきっと、両親のみならず、
ピリピリした空気を感じる時、ピリピリの背景には人の頑張りや生きる強さやその人の愛情や情熱があるのではないか?
と、考えるのです。
…もう、
ピリピリをキャッチした時には、幼い頃のように怖がらなくて良い。
大きな心で、背景にあるものを感じられる人でありたいな。
と、思います。
雨上がりの空。
雨は晴れ間の幸せを大きく感じさせてくれるありがたい潤いですね♡
ブログタイトル うるピリ
→うるおいとピリピリをかけて、うるピリ♡あはは(^○^)なんかかわいい響きです。笑
さぁ、豊かな週末に、なりますように。
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