2016.05.15 投稿者:JTC

JTCメールマガジン《vol.70》 [バックナンバー] ~安全な場所~

日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン 《vol.70》
~安全な場所~
★週一回★
こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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私たちが住むこの世界は、海、大地、空、自分と、その他の人、こと、物、生き物と、あらゆるものが存在しています。
そのため、自分の希望通りにいかないこと、人の力ではどうにもできないことも、多くあります。
時には心が受け止められないほどの悲しいこと、苦しいこともあります。
そんな時、私たちはどうすれば良いのでしょうか。
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とにもかくにも、今、ここの自分自身に気づくことから始まります。
悲しい気持ち、恥ずかしい気持ち、苦しい気持ちに苛まれ、呑み込まれそうな自分に気づくことが、実は大切です。
気づくことができたら、まずは認めてあげることができます。
「私は今、こんな感情に呑み込まれそうになっているなぁ」そんな風に認めてあげて、蓋をせず、感じ切ることができれば、いつかは浄化し、自分を癒すことができます。
涙を流し、怒りを発散し、恐怖を体現することはとても辛く苦しいことかもしれませんが、実は大切なプロセスなのです。
心の中に溜まっているその感情は感じて外に出さなければ、ずっとあなたの中に留まります。
もちろん、時が解決してくれること、癒してくれることもありますが、記憶は消えることなく、やがてあなたの性格や対人関係へのしこりになるかもしれません。
もし今、あなたがその感情に呑み込まれそうなら、思い切って感じ切ること、その勇気が必要なのです。
しかし、ここで注意すべきことが一つあります。
それは、沸き起こるネガティブな感情を独りで処理できず呑み込まれてしまうことです。
そうすると、なかなか抜け出せず、本当に苦しい思いをすることになります。
どうか安心、安全な場所で、感情に向き合うことをお勧めします。
信頼できるカウンセラー、
同じような悩みを抱える人たちの集まり、
何を話しても受け入れてくれる親友、家族…。
誰かの存在が必要です。
「私は独りじゃない」と気づける場所が必要です。
あなたには、安全な場所はありますか?
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私も、生まれてからたくさん傷ついてきました。
父親、母親とのこと、姉とのこと、
学校でのいじめ、社会に出てからの挫折…。
でも、心理学を学び、自分自身と向き合い続け、それらすべてが、今、ここの私を形成している…そんな風にも思えます。
日々の体験は増え続けます。
これからもさまざまな感情が湧くことでしょう。
その時々の感情や思考に、大切に向き合えることが、ある意味楽しみでもあります。
当学院も、学ぶだけじゃなく、ここに集う皆さん、そして私たちスタッフにとっての安心、安全な場所として存在し続けたい、私自身がその安心、安全を感じてもらえる存在でありたいと、
今日このメールを綴りながらあらためてしみじみ感じています(*^^*)
そして、このメールマガジンをお読みのあなたが、安心、安全な場所を確保できること、
あなた自身が誰かにとっての安心、安全な存在でありますよう、願っています。
いかがでしたか?(*^^*)
今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた来週、お会いしましょう。
追伸
もしよかったら、メールマガジンのご感想や、ふとしたことなど、なんでもお気軽にメッセージをお寄せください。
お返事は少し遅れるかもしれませんが、ご了承いただけると助かります(*^^*)
k.hashimoto@jtc-web.jpまで、お気軽にどうぞ。
また、メールアドレスを変更する時も、ご連絡いただけると嬉しいです。
橋本杏子
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