2017.05.25
投稿者：JTC-礒田修幸
ＪＴＣメールマガジン[バックナンバー]《vol.122》～自分の人生？～ 小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.122》～自分の人生？～ 小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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暑いけど、カラッとした気持ちの良い季節ですね。
こんな季節の夕方、お散歩するのが大好きです…
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私がカウンセリングを受けていて、自分の生きずらさに気付き始めた頃、カウンセラーさんに、
「あなたは、普通に能力のある方と見受けますが、なぜ、何もしないのですか？」
と言う趣旨の質問をされました。(もちろん、こんなに直接的ではないですが…)
当時、私は夫の仕事で20年近く海外にいたので.
「そんなこと言われても、働きたくても、今の様な生活ではムリだし…」
と思ったのですが、カウンセラーさんの次の質問に、ハッとしました。
「あなたは、自分の人生を自分の手の中でちゃんとコントロールしている感覚がありますか？」
あれ？そう言えば…
自分で選んで、自分で選択してきた人生のはずだったのに…
私には、人生を自分の手中でしっかりとコントロールできている感覚は全くない…
衝撃でした。
流され、誰かに強いられ、仕方なくここまできてしまった感覚、したいことをし残した感覚…色んな思いが沸き起こり
「全くないです！」と自信を持って答えました！！ (笑)
カウンセラーさんも苦笑いでした>_<
私はずっと本当の自分を知りませんでした。
本当の私はどんな人間で、何がしたい人で、どんなことに喜びを感じ、どんな弱さを持っていて、何を恐れているのか…。
自分のことが分からないから、自分が本当にしたいことが分からず、代わりに、周りに認められることや、世間ですごいと思われるであろうことや、もしくは、自分の無意識の苦しみや恐怖に向き合わなくてよい選択が、自分の望むことだと思ってきたことに、気付かされました。
進学や就職や結婚や…
どこを基準に決めればよいのか分からず、無意識でしたが、
「これなら認められるだろう、一人前以上になれるかもしれない、自分の漠然とした不安も回避できるし、親も満足だろう…」
と、基準を自分で作り上げて、漠然とした恐怖に突き動かされて、それを自分本来の選択と思って決めてきました。
だから、自分で決めてきた人生なのに、なぜかいつもモヤモヤとやるせない感じを抱えていました。
人生の大きな選択ばかりでなく、日々の細々した選択も…
自分を知ることは自分自身のオリジナルの人生を生きるためには必要不可欠なのです。
自分の人生を生きてきたつもりだったのに、気がついたらよく分からないけど、誰かの犠牲になって生きてきたような感覚、不本意な感覚、やり残した感覚…
そして、それは人生の最終の段階で気がついたとき、怒りや絶望、やり残した後悔…
そういう感覚に繋がるような気がします。
私達は今、生きてます。
今、生きているうちなら、何歳でもおそくはないと思います。
本当の自分をもっと知って、繋がって。人生に大きな変化がなくてもいい、小さな一つ一つにもっと心から満足して、もっと喜びを感じて、感謝できる人生を選んでみませんか？
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いかがでしたか？ 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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メール:m.ozawa@jtc-web.jp
小沢美恵
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