2018.03.30 投稿者:JTC-礒田修幸

JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.162》~娘の摂食障害 ①~ 小沢美恵より

 

日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン

《vol.162》~娘の摂食障害 ①~ 小沢美恵より

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

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こんばんは。

日本心理カウンセラー養成学院

講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

 

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娘は今年、18歳になりこの夏から大学生になる予定です。
自分が通ってきた道、自分自身の成長、自分の摂食障害によって家族が変化していった経験、そして私が心理学を学んで行く過程での、私の変化…

きっと色々なことを彼女なりに学び、感じてでしょう、彼女も心理学の道に進むことを自分で決めて頑張っています。

 
私がつい数年前まで確立することができなかったアイデンティティを、彼女は18歳の若さで模索しながら、確立していこうと自分と向き合っている姿は、頼もしいなあ~と感じます。

ちょっと羨ましい気もします^_^

 

 

私が18歳の頃は…

自分が何者で何をしたいのか全くわからず、自信をなくし、どうせムリ…
と全てを諦め、何事にも打ち込めず、そんな自分を否定する毎日でした。

自分と向き合う代わりに、外側の何かに満たされることを求め、それが叶わず絶望感を持っていました。

 

 

目標に向かって自分を信じて頑張るという経験をしている娘は、これからどこまで成長していくのかな…と楽しみでもあります。

 
このアイデンティティ確立に向かう道は、彼女自身が自分で切り開いてきました。

 

 

最初は摂食障害という手段で…

 

 
私達家族は当時、イスラエルという国に住んでいました。
仕事の関係で台湾、北京、モスクワと駐在してきて、テルアビブに移ってきました。

 

 

この頃の私は、自分では自覚していなかったのですが、鬱だったと思います。
何もする気がしなくて、しかも、友達もいない国で、寂しく孤独で、不幸でした。

 
子供達への関心も希薄になっていき、自分の殻に閉じこもるようになっていきました。

 
夫婦喧嘩もよくありました。
お互いの不幸をお互いのせいにして、攻め合いのケンカをしていました。子供達は、そんな私達を不安そうな顔で見ていたのを思い出します。

 

 

私は真剣に、一人で日本に帰えろうか…とまで追い詰められていました。

娘に 「 おいてかないで~!! 」と泣きつかれたこともあります。

この頃には、私は自分のことだけで精一杯だったのだと思います。

今でも、あの頃の子供達の不安な顔を思い出すと、心が苦しくなります。辛くなります、

 
そんな風に、家族がバラバラになり限界が近づいてきた頃、娘は12歳の時に摂食障害になりました。

 

 

始まりは…

いつも学校のカフェテリアでランチを買って食べていた娘が、だんだんと、カフェテリアのランチはヘルシーじゃない、油が多いし、甘いものばかりだし…
と、食べ物にうるさくなっていきました。

 

 

そして、自分でランチを作るようになっていったのですが、だんだん量が少なくなっていきます。

 
私は特に気にもとめていなかったのですが、そのうち、家でのご飯も残すようになっていきました。
肉も食べなくなっていき、食べるものは野菜だけになっていきました。

 

 

子供のうちから随分と健康志向だなあ~くらいにしか感じていなかったのですが…

 
気がついてみたら、やせ細った娘がいました。

その頃にやっと私は、高校生の頃、拒食症になりやせ細ってしまった同級生の姿が頭をよぎりました。

そして、愕然としました…
・・・・・・・・・・・・

 

いかがでしたか? 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

それではまた、来週お会いしましょう。

 

追伸

 

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メール:m.ozawa@jtc-web.jp

小沢美恵

 

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