講座内容

他校にはない、ここだけの講座

自己の中核であるインナーチャイルドを癒し、本来の自分らしさを取り戻すワークです。
高度な専門性が求められるため、国内の総合講座においては当学院以外では、中々習得できるスクールがありません。
クライエントとのラポール(信頼関係)につながる、基本的な態度や傾聴の技法を学ぶと同時に、クライエントの成長を促進するより高度で積極的な技法を学びます。
理論で学ぶだけでなく、実践を繰り返すことで、頭と身体の両方で習得していただきます。

聞いて学ぶ理論編
(前期:全20回)

心理学基礎

1私たちが学ぶ心理学
カウンセリング心理学/健常者への姿勢/他己紹介 カウンセリング心理学とはどのようなものか,また自己理解の大切さを学びます。また、他己紹介を通じ、アイスブレーキング効果を感じながら学習促進の雰囲気を全員で作ってゆきます。
2心の窓と伝わりやすい話し方
Iメッセージ/ジョハリの窓 ジョハリの窓という性格構造論を学び、お互いの4つの心の窓を見てゆきます。そして自分の考え・気持ちの適切な伝え方、伝えることでお互いが成長できることを学びます。
3相談に対する上手な聴き方
アクティブリスニング/コミュニケーションを阻む12の障害 私たちが話を聴く時についしてしまいがちな、誤った働きかけとそれによって引き起こされる逆の効果について学び、望ましい話の聴き方を理解します。
4カールロジャーズの学び
来談者中心療法 カウンセリングの基本となる人間観やクライアントと関わる際のこころの姿勢を学びます。誰もが持っている自ら成長していく力を信じ、寄り添っていく関わりを頭と心で学びます。
5身体のメッセージを読み解く
フォーカシング 人はまず何かしらの体験をし、考え感じ、そして次の行動へと移してゆきますが、その体験過程がスムーズに流れないときは身体に問いかけることで気づけることがあります。ここでは、意味を含んだ身体感覚にアプローチしていく方法を学びます。
6幼い頃の自分を癒す
インナーチャイルド/アダルトチルドレン 人間関係で傷つきやすい、つきまとう不安、孤独感、空虚感などは、子供時代に親との関係で何らかのトラウマを抱えたことにより、今が生き辛くなっている可能性が考えられます。そのような成人をアダルトチルドレンといい、その成り立ちから回復までを学びます。
7苦しい関係から抜け出す
共依存関係 異なる性質と行動の症状を抱えるアダルトチルドレン同士が結びつく、病理的な関係を学びます。この破壊的な関係はアルコール依存症者とそのパートナーによくみられます。
8健全な関係の築き方を知る
共依存からの回復 共依存症者が対等な親密性を得て、自己肯定感を感じられるようになるまでの回復へのプロセスを学びます(行動療法)。課題を1つ1つ達成してゆき、最終課題を乗り越えたとき、依存症状は取り除かれ回復できているといえます。
9家族をシステムとして捉える
家族療法 家族を一つのまとまりをもったシステムとみなし、家族全体を治療目標とする療法を学びます。個人が示している症状や問題は家族全体がうまく機能していないことを示すサインだと考え家族の在り方そのものへ働きかけます。
10内的世界への旅
アートセラピー アートセラピーの中でも、特にクライアントの心の内界を伝える役割が大きい絵画療法を学びます。絵画療法の3つの特徴を念頭に置きながら、対話の補助として活用していくことが重要です。

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心理学応用

1エリックバーンとの出会い
交流分析療法(構造分析) 個人の中で起きていることを理解するために、交流分析療法の構造分析を学びます。エゴグラムを作成して自分の性格を客観的に見つめ、気づきにつなげます。
23種類の交流パターン
交流分析療法(交流パターン分析) 二人の間に起きていることを理解するために、交流分析療法の交流パターン分析を学びます。刺激と反応の連鎖である交流の形を3つに分け、交流を分析し、こじれてしまった交流をどのようにスムーズにしてゆけばいいかまで学べるようになっています。
3繰り返し起こる不快な交流
交流分析療法(ゲーム分析) 不快感をもたらす特定な交流の型を理解するために交流分析療法のゲーム分析を学びます。許された感情ではなく、子どもの頃の本当の感情に気づいてゆきます。
4自分が決めている
人生のシナリオ
交流分析療法(脚本分析) 個人が推し進めている人生プランを理解するために交流分析療法の中の脚本分析を学びます。幼い頃から演じ続けてきた自分自身の脚本からの脱却をはかります。
5あなたにとっての安心・安全
フォーカシング指向アートセラピー フォーカシングの原理とアートセラピーの理論・実践を統合したフォーカシング指向アートセラピーを学びます。「安心・安全」をテーマに起こる身体感覚を自由にアートに表現します。
6両親との関係性を見つめる
円枠家族描画法 クライアントの親子関係に焦点をあてる円枠家族描画法を学びます。最終的には描画から自分自身の未完成の親子関係に気づき、克服していくことを目的としています。
7絵画から今の自分を知る
風景構成法 項目を提示順序に従って空間に構成して、今の精神状態を総合的に理解していく風景構成法を学びます。クライアントの内的世界が一枚の紙に映し出されると同時に、統合失調症の特異性も抽出されます。
8作品作りで楽しくカタルシス
コラージュ療法 雑誌から好みの対象物を切り取り、画用紙の好きな位置に貼り付けるコラージュ療法を学びます。作品を作る過程で、退行を通して、楽しみながら、過去、現在、未来を統合し、カタルシス効果を感じていただけるアートセラピーです。
9ついやりがちな心の守り方
防衛機制 安全を失う危機感や心の苦痛の予感から心の安定をはかる無意識的な心の機能を学びます。一時的な安定のための防衛ではなく、真の自己として生きる喜びを目指していきます。
10「生きる」を考える
「自律」と「自立」 精神性と技術の両方が社会的自立にとって必要です。今まで学んだ価値ある専門性を社会で活かすための成熟した考え方と、マズローの欲求階層理論から自己実現欲求について学びます。

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体験して身につける実践編
(後期:全20回)

カウンセリング基礎

1傾聴とは
心理カウンセリングの実習手順 来談者中心療法の治療的パーソナリティを現実化して話を聴く(傾聴)ためにかかわり行動とかかわり技法の基本的な傾聴の技法を学びます。
2~4傾聴を体感する
基本的傾聴 カウンセラー役、クライアント役、観察者役の3役に分かれ、来談者中心療法、基本的傾聴技法を用いて傾聴トレーニングを行います。どの役からも自分自身の学びと成長につなげます。
5~7共感を体感する
カウンセリングマインド 基本的傾聴と同じように3役に分かれ、頭ではなく心で共感しながら話を聴くトレーニングを行います。技術も大切ですが、ともに感じ合うことが癒しにつながることを実感します。
8,9こころの癒しを体感する
インナーチャイルドセラピーワーク アダルトチルドレンの3つの克服のプロセスのうちの一部をおこないます。安全な場で心残りの気持ちを思い切り感情表出するワークによって、心の浄化をしてゆきます。
10様々な技法で話を聴く
マイクロカウンセリングマイクロカウンセリングの考え方に基づき、心理カウンセリングに時には必要な、積極的な技法を学びます。また、適切な心理カウンセリングの訓練方法も学びます。

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カウンセリング応用

1心理カウンセリングの流れ
主訴/見立て 心理カウンセリングではクライエントが最も言いたいことを汲み取り、その後の適切な関わりを素早く判断する必要があります。その軸となる主訴と見立ての立て方を学びます。
2マイクロ訓練-1
意味の反映/指示
意味の反映技法/指示技法 カウンセラー役、クライアント役、観察者役の3役に分かれ、マイクロカウンセリング技法の中の意味の反映技法/指示技法を用いて実習を行います。
3マイクロ訓練-2
論理的帰結
論理的帰結 カウンセラー役、クライアント役、観察者役の3役に分かれ、マイクロカウンセリング技法の中の論理的帰結技法を用いて実習を行います。
4マイクロ訓練-3
自己開示/フィードバック
自己開示/フィードバック カウンセラー役、クライアント役、観察者役の3役に分かれ、マイクロカウンセリング技法の中の自己開示技法/フィードバック技法を用いて実習を行います。
5マイクロ訓練-4
解釈/情報提供
解釈/情報提供 カウンセラー役、クライアント役、観察者役の3役に分かれ、マイクロカウンセリング技法の中の解釈技法/情報提供技法を用いて実習を行います。
6マイクロ訓練-5
対決
対決 カウンセラー役、クライアント役、観察者役の3役に分かれ、マイクロカウンセリング技法の中の対決技法を用いて実習を行います。
7マイクロ訓練-6
積極的要約
積極的要約/カルテの書き方 カウンセラー役、クライアント役、観察者役の3役に分かれ、マイクロカウンセリング技法の中の積極的要約技法を用いて実習を行います。また、実際のカルテの書き方も学びます。
8円枠家族描画法の実践
円枠家族描画法を用いたカウンセリング 円枠家族描画法で描いた絵を用いてミニ心理カウンセリングを実践します。実践の後には自分自身の家族や親子関係について気づいたことを話し合います。
9風景構成法の実践
風景構成法を用いたカウンセリング 風景構成法で描いた絵を用いてミニ心理カウンセリングを実践します。描いた風景から、精神状態を理解し、自己洞察を深めます。
10心理カウンセリングの実践
基本的傾聴/教育分析・スーパービジョン 全40回の最後の授業として、今までに身につけてきた学びを総合的に実践に活かします。技法の統合の回とも言えます。

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その他の各種講座

資格取得講座

一般講座

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