2011.03.06 投稿者:JTC-出口 さゆり

21-取り戻してゆく心。

こんばんは、出口です。
最近の名古屋は冬へと逆戻りのような気温が続いていましたが今日はわりとポカポカ心地好い天気でした。
三寒四温、もうすぐで春ですね。
自然界では春から芽を出し始める植物の命が溢れ出します。
偉大なる大地の力が私たちの生活を支えていてくれるのは間違いのない事実です。
そのような偉大なる力の元わたしはこうして幸せに生きられている。
そんな幸せ感を毎日感じながら時を過ごす今日この頃です。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私は最近、『結婚生活はいかがですか?』
とよく質問をされます。
私はいつもと変わらない一つ返事で
『楽しいです!』
と答えます。
本当です。(^-^)
身の回りに起きる事を、全て自分の責任だと感じられ
それと同時に、私の感情や考え方、振る舞いに至るまでもが全て私の起こしているものとして責任を感じ、それらと真摯に向き合う自分にもなれました。
たとえ相手に対して不快な感情を抱いても、相手のせいではなく私の責任。
それをどう処理するかも私の責任と心の底から理解できてからは、清々しい毎日です。
その理解を深められたのも結婚して、育った家から独立した生活を選択できたからです。
実は私の結婚は私の両親に報告した当初、頑として反対されました。
反対される度に私は反発し、自己主張を続けるものの 再び父に頭ごなしに反対されると悲しくなり、とても心が疲れる日々でもありました。
あの頃は、反対に対して反発することしかできなくて、今までの慣れしたしんだ交流を繰り返し、火に油を注ぐような関わりしか父に対してはできなかったのです。
そんな中、私はどうしても主人と一生を過ごしたい気持ちは高まるばかり。
一旦は結婚の時期を改め、父との大喧嘩から半年が経った時、私の精神も自律に近づいているのをその頃感じていました。
その時、同時に私たちはお互い これからの生活を共にする決意を再びしました。
いや、再びというよりはその時が初めて二人が揃って心から一緒の道を選択したい!

と思えたのかもしれません。
そうした決意を持って、もう一度二人で両親に決意表明をしに行きました。
『承諾』を得るのが目的ではなく、『理解』を得るために。

その時、私は何を言われても揺るぎない決意だと心から思っていました。

だからこそ、親から何を心配されても、何を侮辱されても、私の人生を私の責任で生きる。

と揺るぎませんでした。

振り返ると、この心理カウンセラー養成講座に出会い学び始める時も、両親の反対がありました。

その時も私は入学をやめました。どうしても両親にははむかえなかった。

けれども、どうしても諦められずもう一度体験入学へ参加をしてみて、決意をしました。

その時も私は何を言われようと、私が決めたものをやってみるんだ!という

気持ちで両親に立ち向かい、何を言われたかは忘れましたが、勝手に入学を決めました。

もしかしたら、両親は私の真意を知っていて、わざと私の本気度合を確かめるように、

一度は反対してきたのかもしれません。

結果、私にとっては超ベストタイミングで学びをスタートし、良い仲間に出会え、素晴らしい先生方に出会い、

今ここに存在します。

なので、両親には感謝しています。よくぞ、反対してくれましたと。

あの反対がなかったら本気で自分のやりたい気持ちに気が付かなかったかもしれません。

あのタイミングでなければ出会えなかった人も居たかもしれません。

私のことを想って、そうしてくれたこととはその時は思っていませんし、今も事実はわかりません。

けれども、これだけは言えます。

お父さん、お母さん 私を生んでくれてありがとう。って。

今ある幸せは自らが手に入れたものだけれど、命がなければ感じられないもの。

心がなければわからないもの。

周りの人たちがいなければ実感できないもの。

そして、結婚の時も私たちを信じて私を送り出してくれて、本当にありがとう。

今日、突如感謝の気持ちでいっぱいになりました。

一週間に一回は何かと電話をくれるお母さん。

誕生日にケーキを届けたらホールケーキを全部ひとりで食べると言い張るお父さん。

何も変わってないけれど、やっと私のこころが変わったようです。

心理学というまっすぐな定規で自分の心をはかり、

さまざまな衝撃によって歪みを抱えざるをえなかった私の心を

それらによって見つめなおしてきました。

心理学上望ましいといわれる行為や捉え方をとにかく実践してみたら、

自然とそうなりました。

心理学は自分も他者も幸せに行き着くあり方を示してくれています。

これからは、もう両親に反対されたとしても、その時したいことならば、

分かり合う、理解しあう、適切な方法で歩み寄る自信があります。

そして、私はこれからもずっとずっとこの心理学を学び続けてゆきたいと思います。

今年の春も、どれだけの花が私の心にも、あなたの心にも咲くでしょうか。

とってもとっても楽しみです♪

あ・・・結婚生活の話から、両親に対する感謝の気持ちへと

軸が変わってしまいました…。

新生活の中で感じているさまざまな想いはまた後々書かせていただきます。(笑)