2019.10.31 投稿者:JTC-礒田修幸

JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.232》~妹との時間~小沢美恵より

日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン

《vol.232》~妹との時間~小沢美恵より

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

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日本心理カウンセラー養成学院

講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

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先日、妹の住む葉山に遊びに行きました。

 

 

 

都内に住む私にとって、海のそばに住む妹の家に行けることは、本当にありがたいとです^_^
ちょっとしたバカンス気分です。

 

 

 

私と妹は、今は心おきなく、なんでも話せる、とっても心地の良い関係を持つことができています。

でも、この関係になるまでには、随分と時間がかかりました…

 

 

 

 

 

妹は母に常に
「 お姉ちゃんはできたのに、なんであなたはできないの?」
と言われ続けて育ちました。

 

 

 

それを聞いていた私は、常に姉として妹より優れていなければ、優位にいなければなりませんでした。

歳が離れていることもあり、私の中で妹はいつまでも、何も知らない、ダメな、小さな妹のままでした。

大人になって、私達姉妹の関係はあまりよいものではなくなりました。

 

 

私は常に妹に対して、無意識ではありましたが、上からの物言いでした。
妹には妹の考えや気持ちがあることすら、わからなくなっていました。
私の視点からの妹しか見ることができず、理解しているつもりになっていました。

 

 

 

 

 

そんな私に対して、妹もどれほど窮屈な思いだったことでしょう。
普段あまり何も言わない妹が、ちょっとしたことをきっかけに爆発すると、私には考えられないほどの岩のような頑固さを発揮します。

 

 

 

上から言われ続け、我慢に我慢を重ね、その怒りが爆発すると手に負えないのです。

 

 

 

私達の関係性に信頼感や安心感はなくなっていました。

 

 

 
長い年月を経て、今、私達はどちらが上でも下でもなく、お互いに対等で安心できる存在になりました。

私が以前なら絶対見せなかった、弱みや悩みを妹に話すと、12歳も歳の離れた妹から、驚くほど成熟したアドバイスをもらえることもあります。

 

 

 

 

妹も時に泣きながら、「 お姉ちゃん、聴いて~~」と言って自分の苦悩を話してくれます。

 

 

 

私達は今、お互いに大人の姉妹として、お互いを認めあいながら、つかず離れずのよい距離感で、たまに二人で友達関係とも違う、家族ならではの温かい時間を持つことができています。

 

 

 

人生でこんな時間が、私にとってはとっても大切な時間で、何にも代えがたい、有難いものになっています。

 

 

 

 

私は「 心理学を学んで本当に良かった 」と、しみじみ感じながら、妹と浜辺に座って海に沈む夕日をいつまでも眺めていました。

 

 

 

追伸

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小沢美恵

 

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