2023.03.30 投稿者:JTC-中島佳子

JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.365》~親の思い、子の思い~小沢美恵より

日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン

《vol.365》~親の思い、子の思い~小沢美恵より

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

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日本心理カウンセラー養成学院

講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

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先日、たまたま興味深い動画広告を観ました。

 

某ランドセルメーカーが行った何グループかの親子の実験のような動画です。

 

親御さんたちは別室で画面に映る自身の子供の様子を観ています。

 

子供たちは1人ずつ、沢山の色やデザインのランドセルが展示された部屋に入ってきます。

 

そして、その子たちはしばらく真剣にランドセルを眺めて、やがて「 これにする!」
とひとつに決めます。

 

親御さんたちはその様子を別室で画面で観ながら
「 うん、やっぱり!私も娘もグリーンが好きだからね~」
という感じで、親子さんたちはうんうん、そうだよね、やっぱりね!と子供の選択に納得顔で頷いたりして観ています。

 

と、そこで親御さんたちにお手紙が届きます。

 

「 今選んだランドセルは自分が本当にほしいランドセルではありません」
「 お父さんお母さんが喜びそうなランドセルを選びました」
(正確には覚えていませんが、このようなことが書かれたお手紙です)

 

それを読んで、親御さんたちはビックリ!

 

そして「 なんでそのランドセルを選んだの?」
という質問に答える子供たちの様子を画面で親御さんたちに観せます。

 

「 お母さんがこの色が好きでここの模様が好きかな…と思って」
「 お父さんが黒がカッコいいと思うと思ったから」
「お母さんはいつもこういう色(ベージュ)がいいって言うから」

 

親御さんたちはこれを観て更にビックリするやら、子供の親を思う気持ちに「泣けてきそう…」とショックをうけるやら…。

 

そして次にまたお手紙が届きます。
「 今度は自分が本当に欲しいランドセルを選びます」

 

そして、また、親御さんたちは自身の子供たちがランドセルを選ぶ様子を画面で観ます。

 

今度は子供たちの様子は全く違います。

 

さっきはまるで大人が思案しているかのような真剣な表情でランドセルを眺めていた子供たちが、今度は好きなランドセルに向かって走って行って
「 これ!!」とニコニコ顔です^_^

 

さっきベージュを選んだ子は
「 ピンクが好き!」とランドセルを抱きしめます。それを観てお母さんはえっ?っとビックリします。

 

さっき黒を選んだ男の子は白いオシャレ感満載のランドセルを。お父さんはちょっと苦笑い。

 

ある男の子は「ピンクが好き!」とキラキラの笑顔でランドセルを選んで、背負った自分の姿を鏡で見てとても自慢気です!
この子のお父さんのちょっと複雑な表情も印象的でした。

 

そして嬉しそうにしている子供たちの部屋に親御さんたちが入ってきて
「 素敵だね~」
「カッコいいよ~」
と、親子のあたたかい素敵なやりとりで動画が終わっていきます。

 

複雑な表情だったお父さんも、ピンクのランドセルを嬉しそうに背負っているお子さんに
「カッコいいよ!」
と、ニコニコ。

 

親御さんの言葉に子供たちもとても嬉しそうなのが印象的でした^_^

 

ああ~
親とはかくも子供のことを理解することが苦手であり、子供とはかくも親の様子や言葉に敏感に気付いて理解しようとしているのだなあ…。

 

私自身の自戒もこめて、そんな思いになりました。

 

とても興味深い動画であり、健気な子供たちを愛おしく感じ、親御さんたちにはエールを送りたくなりました^_^

 

 

 

追伸

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小沢美恵

 

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