2019.05.17 投稿者:JTC-礒田修幸

JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.216》~ 幸せを感じる~小沢美恵より

日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン

《vol.216》~幸せを感じる~小沢美恵より

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

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日本心理カウンセラー養成学院

講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

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学院では、心の根本的な治療としてインナーチャイルドセラピーの講座があります。

先日、その勉強で私自身について思い返すことがありましたので、それをお伝えしたいと思います。

 

今から思えば私は10代のはじめの頃から、心から平和で幸せな気持ちを感じることが出来ずにいました。

その渦中にいる時は、それが当たり前すぎて人生とはそんなものだろう…
誰しもが同じなのだろうと信じて生きていました。

苦しんで頑張ればいつかは幸せになれるはずだと思っていました。

 

 

当時、幸せ感や満たされ感を感じるためには、私にはより大きな刺激が必要でした。

穏やかな人間関係よりは、より面白く密接な関係でなければ満たされなく、自分が本当にしたい仕事よりは、人に羨まれる仕事で羨望されることで満たされると思っていましたし、恋愛も神経をすり減らすような刺激的なものでなければ、満たされない…

地道な努力は続かず、何か際立ったことをしなければ満たされないという焦りもありました。

 

一人で何もない時というのは、孤独を感じる時間で苦痛ですから、誰かと何か刺激的な時間を過ごすために時間を埋めることに必死でした。

今だから分かる苦しさですが、当時はやり過ごすことに必死で苦しさも漠然としていました。

私の人生の多くの時間とエネルギーは刺激を求めることに費やされ、ヘトヘトの抜け殻のような40代になりました。
そんな時、娘が摂食障害になったことで、やっと立ち止まることができたのです。

立ち止まり、自分を見つめるワークを続けていく中で、私の苦しみははっきりと自覚され、
「 本当の本来の私 」をどれだけ蔑ろにしてきたか…だんだんと理解していきました。

 

時間が経ち…

「 ありのままの私 」でいることがだいぶ出来るようになってきたころ、私は家のベランダから見える夕日を眺めて、生まれ初めて、その何気ない日常のひとコマに、心から沸きあがる「 幸せ 」を感じました。

 

なんて美しい夕焼けなんだろう??

 

大きな感動と、そんな一人の静かな時間に幸せに包まれる感覚を味わっていました。

人生が苦しかった頃の私は、空を眺める心の余裕も味わう感覚も持ち合わせていませんでした。

ただの空…でした。

 

今の私にとって、夕方ばかりでなく色々な表情を見せてくれる空は、ちょっとした幸せの贈り物です。

本来の自分を取り戻し、ありのままの自分として生きられるとはどういうことなのか…

 

それは一言で言えば「 それだけで幸せ 」なのだと思います。

何も特別なことのない、平凡な日常に幸せを感じて生きていけることなのだと思います。

刺激を求めたり、自分を守ることにエネルギーを費やしてヘトヘトになることなく、根底にある幸せや充足感を感じて、エネルギーを自分の本当にしたい事、好きな事、愛する事に使い、人生はどんどんと豊かなものになるでしょう。

 

私は随分と遠回りをしましたが、今は一人でも多くの方々にその過程を経験していただきたい!と心から願っています^_^

 

追伸

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メール:m.ozawa@jtc-web.jp

小沢美恵

 

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