2019.08.15 投稿者:JTC-礒田修幸

JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.224》~ 帰省~小沢美恵より

日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン

《vol.224》~帰省~小沢美恵より

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

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日本心理カウンセラー養成学院

講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

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暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

お盆休みに入り、帰省されている方も多いかもしれませんね。

 

 

 

私も帰省する予定です。
台風が心配ですが…(><)

 

 

ところで…

 

 

私は18歳から大学に行くために、実家を離れました。

 

 

あれからずっと、たまに帰省するという人生です。
カウンセリングに出会い、心理学を学ぶまでの私は、いつも帰省することにとても複雑な思いがありました…

 

 

とっても帰りたいのです。帰りたくて帰りたくて、帰るまではとても楽しみです。

 

 

でも、帰ると毎回、3日くらいで母と一緒にいることがきつくなるのです。
そして、毎回、ケンカになったり、失望したりして、気持ちが苦しくなるのです。

 

 

 

昔はそれがなぜなのかよく理解できませんでした。

 

 

 

なんであんなに帰りたくなるのに、実際に帰ると苦しくなるのか…

 

 

毎回この繰り返し。

 

 

 

今では、その意味がよくわかります。

 

 

 

満たされることなく、どこかに空虚感や孤独感を常に抱えていた私は、帰省することでその孤独感を埋められるような期待がいつもあるのです。

 

 

 

でも、私が子供の頃から慣れ親しんだ傷つく母との関係性は、何も変わっていないので、帰るとどっぷりとその関係性に戻ります。

 

 

 

慣れ親しんだものなので、しばらくはホッとできて嬉しいのですが、そのうち傷つけ合う関係が顕著に出てきて、深く失望するのです。

 

 

何も変わらない関係…

 

 

 

18歳で私が遠くアメリカまで行ったのは、当時は気づけませんでしたが、母との苦しい関係からできるだけ遠くに逃れたかったからです。
遠くに行けば、外国に行けば、私は幸せになれるのではないか…という幻想を抱いていたからです。

 

 

 

でも、思うようには満たされなかった私は、今度は逆に帰省することで満たされることを期待していました。

 

 

 

でも、帰省する度に馴染みの苦しい気持ちが蘇ります。

 

 

こんな繰り返しを、何十年も続けてきていました。

 

 

 

帰省というと、こういう過去の気持ちを思い出します。

 

 

 

今は、それも懐かしい思い出になりました。
長い時間がかかりましたが、両親がまだ健在なうちに、どうにかここまで来れたことは幸いでした。

 

 

 

なさん、どうぞよいお盆休みをお過ごし下さい^_^

 

 

追伸

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小沢美恵

 

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