2024.06.20 投稿者:JTC 日本心理カウンセラー養成学院

大阪で心理カウンセラーを養成する学校が介護と人間関係をブログで分かりやすく解説。

みなさん、こんにちは。

 

大阪で心理カウンセラーを養成する学校、日本心理カウンセラー養成学院です。

 

梅雨の前に初夏を超えてもう夏ですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか?

ふと昔のことを思い出して、あの頃に心理学の知識がもう少しあれば楽だったのかもしれないというブログを書いてみようと思います。

 

私は母子家庭で育ちました。親の苦労というものを傍らで感じながらすくすくと成長し社会人となり、あっという間に年を取っていました。

もちろん私だけではなく、母も年を取るわけで、その後「介護」という経験をすることになります。

どこの老人ホームも約400人の入居待ちで半年くらいですかね、やっと入居の順番がきて母を老人ホームへ送っていくことに。

今でも悲しそうな顔を思い出します。

毎日面会に行けることもできず、行ったときは少しでも「長い時間いてあげたい」と思いながら、親子とはいえそんなにも長く会話できるはずもなく (笑) テレビを見ながらのんびり過ごしたり、車いすに乗せて中庭へ行ったり、それも今となれば、幸せな時間だったと思います。

介護じゃなければこんなにも素敵な時間を母と過ごすこともなかったかもしれない。

 

しかし、当時は「行ってあげないといけない」という責任やその重圧に駆られる気持ちになることも多く、「家に帰りたい」といわれる度に、こころもしんどくなり、だんだん義務的になっている自分を責めて、「申し訳ない」と思う気持ちや、いろんな気持ちに向き合うことができずにほんとに悩みました。

私だけではなく、母のこころのケアはしてあげることもできなかった。

 

あの頃に心理学を学んでいれば、母との人間関係や介護士さんとの人間関係、自分自身悩み苦しまずにセルフカウンセリングもできたかもしれないし、自分自身を責めることなく自律的に対応ができていたと思う。

 

母の感情の動きを感じてもっと優しい言葉がけや態度をしてあげられたかもしれない。介護士さんに「いつもありがとうございます」ともっと心を込めて心の底から感謝を伝えられたかもしれない。

 

心理学を学んだ今、そんなことを振り返りながら、学んでよかったと思います。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

これを機会に、みなさんも「心理学」や心理カウンセラーが学ぶ「カウンセリング心理学」に少し感じてみてください。

良かったらYouTubeチャンネルがあるので見てみてください。

 

最後になりましたがみなさんの人生がより楽しく豊かになりますように。