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昨日は内閣府認定心理カウンセラー二級の二次試験でした。

受験された皆さん、本当にお疲れ様でした。

私は大阪校で日本カウンセリング普及協会から委託され会場の監督をさせていただきました。

そこで私は何度も何度も溢れる思いをこらえました。

その場で私は現場監督をしていることを忘れず、それにそった態度を示すことに努めましたが

やはり人間なので一瞬、個人的なことが頭をよぎるのです。

生徒さんと初めてお会いした日から今日まで一緒に積み上げた時間だったり、

お力をつけられるにいたっての見えない努力を想像したりしました。

今までの努力もそうですし、あの試験会場の緊張した空気の中でやりなおしのきかない本番一回きりにのぞむのは相当な精神力を要します。

退出される生徒さん全員を抱きしめて、あまり普段使わない言葉ですが

「本当によくがんばったね。」そう言ってさしあげたかったです。

あの緊張感の中、カウンセラーとして存在されたことで皆さんは今、試験前よりうんとレベルアップされていることでしょう。

そう考えるともしご自身にとっていい結果がでなかったとしてもそれは昨日の結果。

昨日より今のご自身の実力をみつめていただければと考えます。

それはご自身にとっていい結果を得たかたにも言えることです。

心理カウンセラーとして培ったその技術を維持してこそ意味があると私は考えます。

そして人として・・・

技術を向上させるには訓練する場所や相手、時間をつくる必要がありますが、

温かい心は日常の生活の中で育めるものです。

試験は終わりましたが、これからも日常で起きた様々な思いと向き合い、気づきを深めてゆき

今以上に温かい心を磨いて、自分自身が放つ優しい空気の中で過ごされることを願っています。