2009.08.17 投稿者:JTC-小川菊乃

7-タイミング

皆さん こんにちは。 お盆も終わりましたね。

まだまだ、残暑は厳しいです。体を大切にこの夏を乗り切りましょうね。

先日、親しい方が自宅へ来てくれて、夕食を一緒にしました。

いろんな話をしました。

その中で、彼のパートナーとの話で感じたことを今日はお伝えしたいと思います。

彼のパートナーは、少し自分に自信がない方のようです。

写真を見せて頂くと、とても和風美人な素敵な方です。

彼女はどうも、自分の気持ちを表に出さず、自分の中に抑えることが多いらしく、

彼はそんな彼女にすぐ気付くらしいです。

そして彼はその都度、「今、どう思ったの?」「さっき何考えてた?」って尋ねるようにしているそうです。

それでも彼女は口ごもることが多いらしく、そんな時は、もちろん冗談ですが「言わないなら、追い出すよ」

ぐらいまで言うんですって(笑)。そうすると話してくれるそうです。

その後、「話してみてどうだった?」ってきくと、「よかった」という反応がかえってくるんですって。。。

私はこの話をききながら、『彼女は彼にだけは本当の自分をさらけ出せるのかな…』なんて思って、

なんだかほのぼのした気分になったのですが、一方でなんかへんな感じがしていて、

つい質問したくなってしまいました。

「お互いに、相手から自己肯定感を得ようとしていませんか」って。。。

いつもならそのままズバリは尋ねませんが、少し言い方を工夫して質問していたと思います。

でも今回はあまり見せたことない様子で、あまりしないような話をしてくれた彼に

質問するのを止めておきました。

今考えても、止めておいてよかったと思います。

この質問が必要なときはこないで欲しいですが、もしくれば、したいと思います。

こんなふうに、内容はその都度異なりますが、質問したくなることは日常でもよく感じます。

例えば、夫や家族や友人、そして生徒さんとの間でも…

普段はわりと自分の感じたことは何でも表現するほうなんですが、

この思いを感じた時は、本当に慎重になります。

『相手を値引きたくない』という思いがあるからです。

一番いいのは、自分で気づいて、よい方向に進んでいければ。。と考えるからです。

ただ、今までの自分を思い返しても、「あの言葉のおかげで…」ということはいくつもあります。

本当に、このタイミングって難しいです。

今後も、慎重かつタイミングを逃さないよう、日々努力していきたいと思います。