2010.04.25 投稿者:JTC
32-命がある幸せ
こんばんは、佐藤です。
今日は久しぶりの日曜の休日を楽しみました。
私は海と山に囲まれたところに住んでいて、今日は海に犬を連れてお散歩に出かけました。
たくさんのかたが観光に訪れ、華やかな雰囲気の中、ミスマッチな寝起きジャージ姿の私(笑)。
そこでさらにパンをかじっているというなんでもない(というか変?)私でしたが、
幸せだな~、とほのぼの(ぼけぼけ?)していました。
最近「命」について考えることがよくあります。
自分の命も、他者の命も、小さな虫も植物の命もかけがいがなく、
太陽の命もこの地球もすべてに感謝の気持ちが溢れてきます。
心理学を学ぶ前の私は本当に感謝の気持ちにかけていました。
一人でいても人と一緒に過ごしていても、食べていても、寝ていても、
心から楽しむことがなく、どこか満たされない空虚感、生きていることに対する倦怠感と疑問。
心理学を学び始めたころ、養成講座で楽しみながら自己理解を深められるというアートセラピーの療法で
はさみを持つことすら苦痛で面倒くさくておっくうだった私がいました。
皆さんカラフルな作品ができあがっているのに私は白黒の無造作なものができあがりました。
それでもなぜ自分がこんなに生き辛いのか、なんのために生まれてきたのかを知りたくて、
授業を受け続け、勇気をもち心の扉を開きカウンセリングを受け続けました。
涙を流すごとに浄化が進み、自分らしさを取り戻し、命あるだけで幸せなのだと思えるようになれたのは
それから1年もたたないうちでした。
今でも私は死に対する恐怖がありません。(病気は怖いんですけど)
でも昔とは違った考えからです。
昔は「死ねたらいいな」、そう思っていました。
未来が不安でしんどかった。
今は、命あるうちはこの命を活かし、自分を信じ、人を信じ、自分を愛し、人を愛し、
ありのままの自分で、今ここでできることをして、楽しさも、悲しさも、辛さも感じられる、
そんな幸せな一日一日の積み重ねが、また明日へと、未来へとつながってゆくと考えています。
今日のしめは恒例の露天風呂での森林浴。
山の脇にある寝湯で手足を投げ出して、目を開いて、寝転んでいたら、
また高校生の集団に「きゃあっ死体!」と驚かれつつ、リフレッシュした心のままの一日でした。