2010.10.28 投稿者:JTC-小川菊乃
22-イメージ力を味方に!
みなさん こんにちは。 小川です。
寒くなって参りましたね。
さて今日は、先日あるワークを受けたのですが、
その時感じたこと、またその後考えたことをお伝えしたいと思います。
少し前に、父が私の自宅に1泊で遊びに来てくれました。
楽しい時間を過ごすことができたのですが、
なぜか、その後2~3日いつもと違う体調の悪さや感覚が残りました。
その時の嫌な身体の感覚からワークに入ってもらい、ワークが終盤に向かうころ、
隠れていた思いが出てきました。
身体の感覚が、私のイメージ力を通して教えてくれました。
父とのある会話の中に、ひっかかるものがありました。
その会話の中で、父が私に対して言った言葉を
父の表情や声のトーンも含め、聞いていたとき、
私は父に対して、未完結の思いを抱いていたことが明確になりました。
なぜ、「明確になった」と思えたかというと、
その未完結の思いを言葉にすることができたからです。
父が関係していることは、何となくは、ワークをする前からわかっていました。
『お父さんが言っていることは、確かに私の本当の思いだけど
もうひとつ、それとは別の思いもあること。』
『幼い頃からの父とのやりとりの癖で、その時、
そのもうひとつの思いを口に出せなかったことに対する、何ともいえないモヤモヤ感…』
『父が父の都合のいいようにしか私を理解してくれず、
また私も、それが本当の私だと思い込むように努力してきた過去の思い出。』
そういったことを、その時の気持ちも含め、しっかり言葉にすることができると、
嫌な身体感覚は、すっーと消えていきました。
不思議です… やはり、心と身体は繋がってますね。。
私の中で、父の影響だけは、なかなか無くならないようです。
そして。。次にどんな気持ちになったかというと…
次回からどんな風に父とかかわっていこうか。
自然に気持ちがそちらへ向いていきました。
人は、ひとつの未完結が完結すると、自然と次に気持ちが向くことを
改めて実感です♪
皆さんも心理学を学び、正しいやり方、知識をたくさん得られていることと思います。
だけど、なかなか行動に結びつけるのは難しかったりしますよね。。
行動に結びつけるまでに、いくつか、階段をあがる必要があるようです。
ワークの仕上げは、わたしの父へのイメージのすり替えです。
先ほどお話した私の両方の思いを、父をイメージして話しました。
次に父はそれをきいてどう感じているか。
私が父になって、イメージするよう促されました。
昔の父とは違い、今は年を取り、孫もできた父です。
私も、独立、結婚し、昔よりは心的にも成長しています。
穏やかに、「そうか。わかったよ。」とうなずく父がイメージできました。
そして、それを何度も頭の中にイメージするよういわれました。
この次、実際に父と会話をする中で、同じようなことが起きた時は
この穏やかな父をイメージすることで、自分の思いを自然に話せるなと、
安心が心に広がりました。
私たち誰もが持つイメージ力は、私たちを助け、成長させてくれます。
このワークのおかげで、またひとつパワーアップです♪
最後に、ワークをして下さった先生は私に握手を求めてこられました。
『2人の力でやり遂げたワークだよ。』と言われた気がしました。
私も、カウンセリングに臨むとき、授業に臨むとき、
この思いを胸に臨んでいます。
皆さん 一緒にやり遂げていきましょう。