2012.01.03 投稿者:JTC-出口 さゆり
52-怒りんぼうの父が笑った年明け。
こんばんは、出口です。
2012年もどうぞよろしくお願いいたします。
本年もブログを通じて多くの方と心を通わせて頂けるのを楽しみにしています。
喜ばしいことに、新年早々大切な人との交流の中で気づきがありました。聴いて頂けたら嬉しいです。
昨日、夫婦で新年のあいさつを兼ねて私の実家に帰りました。
何気ないコミュニケーションから心にジンワリと沁み入る気づきがありました。
実は、新年の挨拶以外に、私たち夫婦の今年の目標や予定を両親に報告する目的がありました。
その目標や予定には引っ越しや大きなチャレンジも含まれていましたので
正直、
『また、反対されるんじゃないかな…』
『また喧嘩になったらどうしよう…』
『またお父さんから心ない言葉をかけられ、嫌な気分になるんじゃないかな…』
そんな不安があったのは紛れもない事実です。
しかし、私たちの人生の選択は揺るぎないものだし、実現したいことなので
両親の理解を得ることを目的とした会話でなく、自然と私たちの想いを伝える報告となりました。
すると、父は、、、
いつも怒りんぼうの父が、、、
『○○!?(地名)ええとこやないかー!バス釣りができる♡』
全く報告の趣旨と違う返答だったけれど、とても…受容的でした。
私はあっけに取られましたが、その一言からやっと、親の愛情がわかった気がします。
父は笑顔で私たちの人生の選択を尊重してくれました。
父に反対されたらやめるつもりはさらさらなかったですが、
父に尊重されることも想定外でした。
私は、その時気づきました。
『わたし自身が父と自分を値引きする考えをしていたんだ…』と。
冒頭に書いた父に対する不安な気持ちを持った自分を反省しました。
『きっと信じてくれないだろう。私の言うことなんて。』
とつい思ってしまう私は、裏を返せば、
【私を信じるあなたを到底信じられない】
と言っているとしても過言ではないことに気づき、自分の黒い部分を反省しました。
そして、私の新たなる決意。
過去に囚われず、"今ここ"で生きて、"今ここ"を大いに味わおう!
です。
なぜなら、その方が建設的で、余分な考えがくっつかない判断や、捉え方ができるから。
それをすることは、自分や周りの幸せにも繋がると今回の体験を元に心にストンと落ちました。
そして、人は尊重してもらうだけで、信じて関わってもらうだけで、
心が穏やかになり、心に栄養がいきわたり、
能力が発揮できる状態になるんだなぁと実感しました。
以前、両親の理解や承認を得るただけに生きるのをやめた時、
安堵感と同時に、そこから離れる恐怖も私は感じました。
けれども、私の人生を生きたい。歩きたい。そうできる自分を信じたい。
その気持ちを信じて、歩き続けたら
結果的に私と両親の距離感は自然なものへと変わりました。
逆に幸せ、感謝、愛情が増しました。
人間は変われます。
1人1人に与えられた色んなかたちがあって良いこころ。
そのこころが持つ力(あなたの力)を私は信じていたいです。
今年の課題を最後に。
【自分を大いに信じること!】
です\(^o^)/
私含め皆さんにとって、実りある一年となりますことを心より願っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。