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日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン

《vol.194》～幸せを求めて～小沢美恵より

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

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日本心理カウンセラー養成学院

講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

 

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10年前くらいまでの私は、今から思えば常に虚しさを抱えて生きていました。

 

満たされなさがあまりにも日常だったので、それが当たり前だと思って生きていましたが、気がつかなかった分、満たされる為の無意識の言動は、今の私にはとても激しいものだったなあ…と思い出されます。

 
私が満たされたいが為に、特に求めていたものは「 刺激 」だったと思います。

 

いつからか、私は平凡な日常では満たされない、満たされる為には、何か特別でなくてはいけなくなっていきました。

 

特別な自分、特別な時間。

 
人間関係にも刺激を求めました。

友達関係も、刺激的でないと虚しさを覚えました。一人でいる時間の虚しさ。誰かとただ静かに過ごす時間の物足りなさ。

 

 

何かに急き立てられるように、刺激から刺激へと、高揚感を感じることに忙しく、そして何もない時はとても虚しくなる。

 

 

高揚感と虚しさの激しい高低差を行ったり来たり…本当にエネルギーを消耗させて生きてきました。

 

 

外側に刺激を求めて、どんなに刺激的な生活を送っても、心のどこかに「 偽物 」の充実を感じてもいました。

私はどこまでいったら、本当の幸せを感じることができるのだろう…と、怖い気持ちもありました。

 
この当時の私自身を、今は夢のように感じます。

あの頃の苦しさ、虚しさ、そして刺激を追いかけて疲弊した感覚は今でも覚えてはいますが、当時の私自身のイメージはもう現実味が薄れてまるで映画でも観ている感覚です。

 
今は…

これが私の「 幸せ 」というものの実感があります。

私の幸せは 「 平安 」です。
心の平安です。

 

 

極端な刺激的な激しい高揚はなく、沈んでいくような深い虚しさもない。

何ごとにおいても、それほど揺れ動くことのない心の状態が私の幸せだと、最近はしみじみと感じています。

 

 

もちろん、今でも、楽しいことも悲しいこともあります！

 

 

それでも、押し並べて平安でいられる幸せ。

私が求め続けていた「幸せ 」というものは実は随分とシンプルで平凡なものでした。

長い時間がかかりましたが…やっとここまで来れたのだなあと思う今日この頃です^_^

 

 

 

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いかがでしたか？ 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

それではまた、来週お会いしましょう。

 

追伸

 

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