2017.02.03 投稿者:JTC

コラム②[心理カウンセラーってどんな資格?]

 

心理カウンセラーとは、「心理カウンセリングを行う人」のことです。
何らかの問題を抱えた人の悩みを解消し、問題解決できるようサポートする、「こころの専門家」です。とても価値のある職業です。問題を抱え、相談に来る人のことをクライエントといいます。
心理カウンセラーは、クライエントの話を一切評価せず、やさしく丁寧にうかがい、何が問題で、どうなることが望ましいのかを一緒に見つめていきます。
たとえ最初は、八方ふさがりのような状況に見えても、必ず光は存在します。
クライエントが自分の力で光の差すほうへと歩み始めるまで、サポートするのが心理カウンセラーの役割です。

人のこころはとても複雑で、繊細で、決して目に見えない不思議なものです。その「こころ」を扱う心理カウンセラーは、日々、心理学を深め、知識、技術を身に付けるため、自己研鑽し、人間性を高めています。
現在、日本には心理カウンセラーのための国家資格は存在していません。様々な団体が、資格認定しています。
1997年、日本心理カウンセラー養成学院は設立されました。当初は、心理カウンセリングはそれほど日本に普及しておらず、心理カウンセラーという職業自体も、認知されていない時代でした。
それでも私たちは、地道に、ひたむきに心の活動に取り組んでまいりました。
その後、実践的な内容と心理カウンセラーとしての精神性にこだわったカリキュラム、そして数々の功績が認められ、当時の首相、小泉首相の内閣府から認可を受けることができたのです。当学院の養成講座を卒業することで受験資格が得られるのは、「NPO日本カウンセリング普及協会 認定心理カウンセラー」が認定する、「認定心理カウンセラー」という資格です。

今の時代、職場や家庭など、様々なストレスを抱える人が増加してきました。今まで軽視されていた「こころ」が、大切なものとして見直され始めています。
昔の先入観であった、「カウンセリングを受けるのは特別な人」というイメージも薄れ、自治体や企業でも、心の健康、メンタルヘルスが謳われています。今、日本でも心理カウンセラーが活躍する時代となったのです。日本心理カウンセラー養成学院が設立されてから20年、当学院で資格を取得した、業界トップレベルの卒業生が日本中で活躍しています。
株式会社日本総合カウンセリング付属

日本心理カウンセラー養成学院