2015.06.22 投稿者:JTC

JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.10》 ~痛みから気づきへ~

日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン 《vol.10》
~痛みから気づきへ~
★週一回★
こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんにちは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの出口です。(^-^)
毎週木曜の夕方に
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
メルマガの原稿をアップしようとして、誤操作をし、消えてしまいました。
いつもより配信が遅くなって申し訳ございません。
先週は早速ご感想をお寄せいただきました。ありがとうございました。
「毎週楽しみにしています」
と言って頂き、少しでもメルマガでお伝えする事が誰かのお役に立てられているのだな、と思うと嬉しいです。
どうぞこれからも読んでくださいね。
その感想を頂いてルンルンしている矢先、先週の金曜日…
私は地下道の階段から落ちました。
正確にいえば、“階段を踏み外した”でしょうか。
私としては、気づいたら両膝が地面にアタック!していたので“落ちた”という印象なのです。
踏み外したかもしれませんが、踏み外した意識はありません。(地面から二段目位でした。)
一年に一回は、こういった派手なコケ方をしてしまいます。
ご想像通り、すごーく、すごーく、痛かったです。
あなただったら、こんな時、どうしますか?
(こんな時はないかも知れませんが…)
・大笑いする
・何事もなかった様にさっそうとその場を去る
・痛い!何でこんなところでこけるのよ。恥ずかしい、、私なんて…(イジイジする)
etc…
私はと言うと、さっそうとその場を去りました。
痛かったけれども、恥ずかしかったので、何事も無かったかのように。
心配してくれる叔父様には「ありがとうございます。大丈夫です。」と伝え、去りました。
しかし、その後会った信頼している友人に痛かった想いを何も隠さずに話し、聞いてもらいました。
そしてちゃんと傷口の手当てをしました。
こういった場面のみならず、
痛い、辛い、悲しい、怒れてくる、イライラする、恥ずかしい、苦しいいろんな感情があなたの中にも湧いてくる時があると思います。
これらを、どこかに抑え込んでしまう。
「何もなかった」
かのように、済ませてしまう。
そんな事ありませんか?
この積み重ねが心の不健康さに繋がっていきます。
私は、階段から落ちた時点ではとっさに、何事もなかったかの様に振る舞いましたが、痛かったし恥ずかしかったのは事実です。
その感情が無かったことにはできませんでした。
だから、話を聴いてもらいました。
ちゃんと心を寄せて聴いてくれる人に話を聴いてもらうって、とても大切なことですね。
感情を抑え込まずにありのまま、表現するというのは心の健康を保つ秘訣です。
しかし、ついつい気付かずに、或いは意図的に感情を抑えて社会生活を送らなければならない状況もよくよくわかります。
私もそんな時、あります。
抑え込まずにはいられない状況というのは、そのまま感情を実感してしまうと苦しくなるので、
感じないように一時的に働く機能が自分を守ってくれているのでしょうね。
では、心の不健康に至る前になにが出来るでしょうか?
・インターネットで色々と調べる?
・本を読んで一時的に自分を安心させる?
・お酒を飲んで出来事を忘れる?
…etc
こうすると、一時的に楽にはなるかもしれません。
しかし、一時的に過ぎません。
最終的には…
【あなた(自分を)を愛すること】
なのではないでしょうか。
愛すると言っても、自分だけのことを考えて自分勝手になり誰かに迷惑をかけ続け、共存できなくなるということではありません。
【あなた(自分を)を愛すること】
要するに、噛み砕くと…
自分を知って
知った自分にバツではなくマル与え
他者と共存していく上で、自分が幸せと感じる
思考を発達させていく
です。
そうなるために、わかり易く、自分も他者のことも冷静に捉えられる時にとっても役立つ学問が、当学院がお伝えしているカウンセリング心理学です。
感情は思考と繋がっています。
思考は育った環境や教育、躾などで発達していきます。
感情は“今ここ”のこの瞬間瞬間で移り変わっていきます。
まず、今ある感情をありのままじっくり感じてみましょう。
カウンセリング心理学を学び進めていくと自分を苦しめる思考の根源が見つかったり、今の思考を自分にとってより幸せなものへと変えたりすることができます。
少しずつ、少しずつ、自分に関心を持って、バツではなく、マルを与えていきましょう。
階段から落ちてしまう私にまずはマルを。
そして、もう落ちないように注意しながら階段を降りる私へと変化することができる。
痛かったけれど変化するきっかけをくれたありがたい出来事でした。
それでは、また、来週もメルマガでお会いしましょう。
よかったら感想やご要望をお寄せ下さい。ぜひ想いにお応えできるような内容にしていきたいと思っています。
→コチラ ask@jtc-web.jp
本日も読み頂きありがとうございます。
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