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日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン　《vol.9》
～これで今日からお願い上手？！～
★週一回★
こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんにちは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの出口です。(^-^)
毎週木曜の夕方に
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
二月も半分以上が過ぎました。暖かい日差しに少しだけ春の訪れを感じます。
さむ～い冬の後に、ポカポカ暖かい春が来るとホッと肩の力が緩んできます。
とはいえ、まだまだ寒いのでみなさんも暖かくしてお過ごしくださいね。
ところで、あなたは周りの人に自分の気持ちをどうやって伝えていますか？
特に、相手に伝えにくいような気持ちを抱いた時はどうでしょうか？
例えばこんな時を想像してみてください。
家族に対して
・部屋が散らかっている。自分のものは自分で片付けして欲しいな。
・洗濯物、裏返しのまま洗濯機の中にいれること、やめてほしいな。
・将来の夢を打ち明けた時、「あなたにはできないわよ」と家族に言われて、ショックだった。
会社の同僚に対して
・仕事中に仕事以外の話を持ちかけられると集中できないなぁ。
・●●さんは忙しい時に、他部署の人と話し込んで、業務に戻ってこない！
・終業間際に書類作成を本日中にやって！と言われても…
いかがでしょうか？
上から順番にそれぞれの状況に沿って以前の私なら、内心こうつぶやいていました。
家族に
・「ちょっと片付けてよ！」
・「もう～！またひっくり返したまま洗濯機にいれてる～！何回言ったらわかるの！？」
・「そんなこと言わないでよ！」
同僚に
・「話しかけないでくれる？」
・「こんな忙しい時に…早く業務に戻ってよ。」
・「終業間際に言わないでください！」
これらの気持ちを実際に相手に言う時もあれば、
言わずに飲み込み黙って時を過ごしている時もありました。
相手に伝えた時は、必ずと言っていいほど関係がこじれていきました。
なぜなら、この言い方だとこちらが批判しているつもりはなくても、相手は
【批判された】
と感じるからです。良い気持ちではありませんよね。
では、どうしたら良いでしょうか…？
心理学では自分の素直な気持ちを含めて相手に伝えると想いが伝わり易いと言われています。
そのとっておきの方法が、≪I メッセージ≫というコミュニケーション方法です。
心理学マメ知識
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I（アイ）メッセージ：私（I:アイ）の気持ちを伝えるメッセージ
三部構成
①相手の行為を言う
②自分への影響を言う
③自分の気持ちを言う
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Iメッセージはこの①～③の条件を絡めて、相手に伝えていくのです！
先ほどの例に合わせてIメッセージを作ってみました。
↓↓↓
家族に
・「床に物が置いたままだと踏んでしまい危ないから困ってるんだ。」
・「洗濯機に脱いだままの状態で入れると、洗う時に元に戻さないといけないから大変なの。」
・「そう言われると、私の夢に対する想いが失われていくようで悲しい。」
同僚に
・「今話していると、私のやっている仕事に集中ができないのでちょっと困ってるんだ。楽しそうな話だから休憩の時に一緒に話さない？」
・「●●さんが業務から離れると、全体の業務が滞ってしまい実は困っています。戻ってきてもらえると助かるわ。」
・「この時間にお仕事を頼まれると、焦ってミスも出るでしょうし、終了後の個人的な予定にも響いてしまうので焦ります。前もって言って頂けたら計画的にできて助かります。」
という感じです。
長～い！！！というお声が聞こえてきそうですが…えぇ、長いんです。
コミュニケーションというのは、いっぱい話してやっと伝わるのです！笑
このメッセージを受け取った側の気分になってみてください。最初内心つぶやいていた表現よりも詳細に状況がわかりませんか？
Iメッセージで相手に気持ちを伝えようとすると、自分のことを深く知ることが出来ます。
相手も、詳しくこちらの状況がわかるので協力をしやすくなります。
しかし、注意点が3つあります。
・相手の状況もあるので、強要しないこと。
・相手の行為を言う時に否定的な表現にならないこと。
・最後に「どう？」とか、「いかがでしょうか？」と相手に確認すること。
私はこの伝え方を使うようになってから、ちゃんと自分の気持ちを伝えられるようになり、相手との関係も深まっていきましたよ（＾＾）
あなたもぜひ試してみてください。
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次回は！何にしましょう～…。笑
何になるかはお楽しみに！
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