2015.06.22 投稿者:JTC
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.8》 ~おいしいチョコを選びましょう~
日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン 《vol.8》
~おいしいチョコを選びましょう~
★週一回★
こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんにちは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの出口です。(^-^)
毎週木曜の夕方に
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今週末はバレンタインデーですね。
昔はよく彼の為にチョコを使ったお菓子を作っていました。
今は主人となった彼には、、、ここ数年、手作りお菓子を渡すことができていないので申し訳ない気持ちです。
お菓子を作るよりもメルマガを書くことに熱心な奥さんをどう思っているのか今度聞いてみます。笑
さてさて、
先回はストロークについてお話ししました。ちょっとおさらいをしましょう。
心理学マメ知識
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カウンセリング心理学の中にある
交流分析の理論に、ストロークという用語があります。
・ストローク
…“あなたがそこにいることを私は知っています。”という意味で存在認知の1単位とされています。
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人は(ストロークを)貰って「嬉しいな、幸せだな、良い感じだなぁ」と感じるストローク
(→肯定的なストローク)を基本的に求めています。
しかし、それを十分に得ることができないと、貰って「嫌だなぁ、欲しくないなぁ。気分が悪いなぁ。」と感じるストローク
(→否定的なストローク)でも良いから求めてしまいます。
いわゆる、“無いよりもマシ”という心理が働きます。
こんな場面をイメージしてみてください。
◆◇◆◇◆◇
7つ下に弟が生まれて、弟をかわいがるのではなく、いじめてしまう小学1年生のAちゃん。
その度に家族に叱られます。
「お姉ちゃんなんだから優しくしなさい!」
「なにいじけてんの~??みんなにかまってもらえないからでしょう~」
と、少しからかわれたりもします。
家族からのこのストロークはAちゃんにとっては否定的ストロークです。
それまでは家族のみんなから遊んでもらえていたAちゃん。
弟が生まれてから、家族がAちゃんのことではなく、弟の方へ目が向いています。
本当は、
「Aちゃんもこんな時があったんだよ~大きくなったね」
とか、
「Aちゃん、弟が生まれて今までみたいに遊んであげられなくてごめんね(ギュッと抱きしめる)」
とか、
「Aちゃん、たまにはお母さんと二人で遊ぼうか!(笑顔)」
など、肯定的なストロークが欲しいのです。
しかし、得られない…だからかわいい弟をいじめてしまい、家族から否定的なストロークでもいいから得ようとします。
このパターンが身についてしまうと、たまに優しい言葉をかけられても、
「プンッ!(横を見る)」となかなか素直に受け取れなかったりします。
果たしてAちゃんの心は否定的なストロークでも満たされているのでしょうか?
◆◇◆◇◆◇
Aちゃんは本当の意味で心は満たされていません。気持ちがよ~~くわかります。
何を隠そう、Aちゃんは私の過去だからです。
これがパターン化されていくと、大人になってもそのパターンで人とかかわりあっていきます。
ストロークが、
欲しくても求められない。
嫌だなと思ったストロークが、
きても拒めない。
良いなと思ったストロークが、
貰えても素直に受け取れない。
ストロークというのは【心の栄養素】
良い栄養をとれば心は健康になります。
悪い栄養をとれば心は不健康になります。
何も栄養を取らなければ命の危機がやってきます。
今日私がお伝えしたいのは、
あなたにとって心地よいな、幸せだな、良いな、嬉しいなと感じるストロークはどんどん受けとっていってください。
しかし、逆に、
あなたにとって嫌だな、気分が悪いな、悲しいな、やめてほしいな、と感じるストロークは受け取らない勇気をもってみてください。
ということです。
私はこれをし始めてから、大分楽になりました。
過去の私のパターンに戻らないように日々注意しています。
皆さんもぜひこの視点で日常を送ってみて下さい♪
ただ、、、
ストロークを受け取らない、お断りする方法…悩みませんか!?
心理学を学ばれた方はとっておきの方法が頭をよぎるのではないでしょうか?
そこで、次回は!
相手に伝えにくいような気持ちを伝える時のとっておきの方法についてお伝えします!
それでは、素敵な週末をお過ごしください♪
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