2017.01.13 投稿者:JTC-礒田修幸
01-ドラマ「嫌われる勇気」第一回より(アドラー心理学)
こんばんは。
講師/心理カウンセラーの礒田です(^^)
数年前から急に人気となったアドラー心理学を題材とした書籍「嫌われる勇気」。
当時、友達に借りて読ませてもらい、面白いなぁ…と思ったことがきっかけで、ちょうど先日続きの「幸せなる勇気」を購入したところでした。それが急にドラマ化すると知り、2017年は学びを少しずつアウトプットしていけたらという想いもあったので、ここで所感や思うところを綴っていけたらと思います。
(※ネタバレになるかもしれないので、ご注意下さい)
極端すぎるドラマの設定は置いておいて…(笑)
色々とテーマが出てきました。
「課題を分ける」「全ての悩みは人間関係で出来ている」「驚くほど世界は主観で出来ている」…などなど。
それぞれ腑に落ちるところがあり、中でも「課題を分ける」という言葉を聴いた時
まさしくその通りだなぁ…改めて気をつけよと、録画していたドラマを一旦一時停止にしてしまうほど、深く頷いてしまいました。
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僕は掃除や洗濯が好きで、今する必要ないのに…という時にも無心にしてしまいます。
スッキリ整っていると、任務完了!というような達成感があり、スッキリとした部屋でコーヒーを飲みながらゆったりと好きなことをするのが好きなんです。なので家事はなるべく効率的に早く終わらせて、ゆったりとした時間を持つために家に帰ってから頭の中は時間と家事タスクの山です。(笑)
でも、奥さんは違います。「私は家事は仕事のようにしたくない」とゆったりと途中休憩しながらゆるりゆるりと焦ることなく、こなしていきます。最初はその動きに「なんで!?」とよくイライラして、
「これをしたら次はこれをしかけてくれたらいいのに…」
「なんで今このタイミングで休憩!?」
と思って、不機嫌が態度に出ていました。(笑)
自分がこうしたい、なぜこう動いてくれないんだろう!?
と暗にコントロールしてしまっていたんですね。。
ドラマでは
「課題を分ける」=自分の意見をはっきりと周りに流されずに言う
となっていましたが、言い換えればその他にも
「課題を分ける」=自分と他者の境界線を持つ
といえるのではないかと思いました。まさしく心理学はリンゴの芯。言い方や見方で言葉は変わりますが
真実(=芯)は一つです。
「先に一気に終わらせてスッキリした場所でゆっくりとしたい」のは自分で
「休憩しながらでも焦らず物事を進めたい」奥さんがいます。
どちらがいいか悪いか関係なく、善悪でも計れません。
ただそれぞれの世界観・価値観、つまり「主観で生きている」だけなんだなぁと思いました。
反省反省。Iメッセージを心掛けます。
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これからこのドラマはどう展開していくんでしょう?
次のテーマも楽しみに、復習するつもりでこれからも見ては、想いを綴っていきたいと思います。
夜遅くの乱文、お読みくださりありがとうございました。
講師/心理カウンセラー
礒田修幸