2018.06.06 投稿者:JTC-礒田修幸
JTCマンスリーコラム[バックナンバー]《vol.5》~どうしようもないことを抱えたまま~小川菊乃より
日本心理カウンセラー養成学院
マンスリーコラム 《vol.5》~どうしようもないことを抱えたまま~
★月1回★
小川菊乃の『あなたのココロに届けたいメッセージ』
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日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小川菊乃です。
強く、優しく、しなやかに、愛を持ち続けるためのヒントをお届けしたい… そんな気持ちいっぱいで綴っていきたいと思っています♪
今月も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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皆さん もうすぐ梅雨入りですね。
色とりどりの紫陽花が、私たちの心にふわっと、さまざまな心模様を運んできてくれます。
今日は『壊れてしまったココロとカラダを抱えて生きることの意味』について。。。少し書きたいと思っています。
カウンセラーにとって大切なテーマですね。
私は、複雑な人間関係の中で傷ついてしまい、サポートを得られず、いつの間にかトラウマを抱え、大人になっても生き辛さを抱える方々の回復に関心があります。
それは、いろいろな症状として現れてきます。
抑うつ
パニック
解離
依存
中には、いわゆる精神病理を併発していて、過去や現在もお医者さまのお世話になっている方々もあるかもしれません。
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数ヶ月前、トラウマ治療を専門とされるある大学の先生が仰った言葉でとても心に残っている言葉があります。
「私は、変な言い方になりますが、人が何処まで壊れるのか、そこから何処まで回復できるのかに興味があります」
と仰ってました。
そして、虐待やネグレクト、イジメなどでココロが解体してしまったような方々の回復に、日々、尽力されています。
実は私も、この言葉に何処か共感できるところがあるのです。
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先日、精神的な病気を抱える人から、手作りのポーチの写メを送ってもらいました。
「1年かかってます。何入れようかな」とメッセージつきでした。
何故か感動してしまい、目が潤みました。
たぶん、彼女の今の幸せが伝わってきたからかなぁ(*^^*)
数十年前の、彼女の入院も余儀なくされた時期が、ふっと思い出されたのかもしれません。
それと、私にはない根気良さ(^^)
素晴らしいです!
彼女からのメールに『壊れてしまったココロとカラダを抱えて生きることの意味』をみた気がするのです。。
すごくシリアスに感じられる毎日も、実は、幸せな毎日かもしれません。
あなたの何気ない行為に、私のように幸せをもらっている方々はたくさんいるかもしれないですよ(^^)
少し良くなったかと思ったら、また落ちてしまう…そのサイクルを数ヶ月、数年単位で繰り返しながら、着実に安定へと向かっていく人がたくさんいます。
心理学は日進月歩です。
『どうしようもないことを抱えたまま幸せになる』
そのお手伝いのためにも、日々、精進…です(*^^*)
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いかがでしたか?
今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、お会いしましょう。
追伸
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メール:k.ogawa@jtc-web.jp
小川菊乃
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