2011.04.01 投稿者:JTC-出口 さゆり

22-実り。

こんにちは、出口です。
季節が春に近づく中…命の芽吹きを感じています。
畑は初夏・真夏・秋に収穫する食べ物の種蒔きの季節ですね。
毎年…
ちゃんと来る春が今年もちゃんと訪れる中、今日本は先日の地震・津波で被災された方の生活模様や二次災害の影響などで情報が渦巻いていますね。
まだ東北地方は身に染みいる程の寒さを体感する気温が続いていることでしょう。
私は、私なりに今回の地震から、そして多くの尊い命の存在から、たくさんのことを学ばせて頂きました。
今回はその一部を聞いて頂けましたら幸いです。
地震発生当時、地震の被害状況を情報網で耳や目にする度…正直 心が締め付けられる思いでした。
私の人生で初めて感じた日本の危機…。
初めての体験です。
大地震から考え、感じたことを夫婦で話し合ったり、仕事仲間であり人生を共に過ごすよき理解者でもある友人と、
様々な想いを伝え合いました。
人それぞれ顔が違うように、人それぞれ捉え方が違うことを改めて再確認できました。
それから学んだことは誰の考え方が正解で誰の考え方が不正解とゆう問題ではなく、
人間って人それぞれ違うから互いに成長できるんだなって思いました。
そして私自身が純粋に感じたことは…
人生は私が思うほど一定にずっと続くものではないんだな。
今自然に毎日生活を送れているのはもしかしたら奇跡的なことかもしれない。
自分が奇跡に生きているのかもしれない。
ならば、一分一秒でもいいから精一杯今目の前に居る人を大切にしよう。
そして、同じくらい自分も大切にしよう。
私の生きる使命を常に感じよう。
人と親密な関係をずっとずっと考えよう。トライしよう。
被災された方々に対して微力ながらも私がそう在ることがきっと心の鼓動を通じて

いつか通じることを祈り、願い、毎日とにかく生きることをしています。
それが私にできる種蒔きです。
いつかきっと実りの季節がくる。
種を蒔くのは私だけどそれを育み実りをつけるためには周りの人の支えがあってこそです。
野菜でも同じ。種を蒔くのは人間。
そのあとは大地の力で栄養を蓄え大きく育ち実りをつける。
そして私たちは命を頂いて命を繋いでいます。
人に置き換えると、私は種蒔きをする立場でもあり、大地の力でも在りたい。
大地の力で種の成長を信じ、できることをしたい。
今私は周りの人と居られてすごく幸せです。
感謝しています。
本当に奇跡的なんだな。

実りをつけるためにも、今日も励みます。