2011.05.11 投稿者:JTC-出口 さゆり
24-素直さ。
こんばんは、出口です。
昨日から雨がシトシト、夏の前触れでしょうか。
洗濯物がカラっと乾いてくれないのが少し気にかかりますが地を潤す必要な雨ですもの、感謝したいです。
話は変わりますが、私は昔から『あなたは素直だね』と人からよく言われてきました。
しかしながら、昔の私の『素直さ』と、今私が心がけている『素直さ』は少し違うことに気づきました。
今の素直さを心から心地好いと感じられるようになれたのも、
いくつかの考え方を取捨選択してきた結果かもしれません。
さて、昔と今、どんな風に違うのかといいますと、
昔の素直さは周りに受け入れて貰うのが目的でした。
どんなに嫌なことでも自分をさておき相手のために、頼まれたことをする。
相手のいうまま、素直に受け入れ、本当は断りたい、しんどい、悲しい、様々な気持ちを押し殺し笑顔を作る。
相手の満足の為に、形上は素直に振る舞っていました。
それはそれはしんどかったです。
どんどん自分がなくなってゆく…
ストレスが身体に現れ、苛立ちを誰かに、物に、ぶつける。
気持ちを押し殺して過ごしてきた分、周りや物を巻き込む形で発散させ相殺できないものを相殺させようとしていました。
それを今振り返ると、そうせざるをえない状況であり、自分をケアする望ましい方法を知らなかったから致し方ないことだったのは理解しています。
今私は心理学を学び、望ましい方法を実践し続けると同時に、
自分や他者を心から愛する関わりを少しずつ少しずつ理解して、身につけて今にいたります。
今の私の『素直さ』は、自分自身が素晴らしいと思って理解したことは疑いを持たず、
素直に取り入れる『素直さ』です。
自分が時には誤ったコミュニケーションを相手にした時、
相手を傷つけてしまった時、素直に反省し、謝ります。
そして、できないことを頼まれたり、辛い気持ちを感じたりした時には必要に応じて伝えてゆきます。
自分に嘘をつくことは、何より自分を苦しめていることになります。
自分に嘘をつかざるをえないような状況ありませんか?
よく理解できますが、実は心は苦しいですよね。。。
わかっていても怖くて望ましいアプローチを実践できない。そんな時、ありますよね。
私も昔はそうでした。
望ましいコミュニケーション方法は意識しなければできないものです。
なぜなら、違う方法が身体や心に染み付いているから。
日本語を話すように自然に出てきてしまうから。
英語を話したいなら、意識して英語を話さなければいつまでたっても話せるようになりません。
それと同じだと思うんです。
自律に向かう、道具(心理学)を手にいれたのならまずは実践してみましょう。
少しずつ、少しずつ、きっと変わるから。
きっと幸せは巡りめぐってあなたの元へ訪れます。
目指す方向は私も同じです。
一歩ずつ、一歩ずつ。