2011.08.28 投稿者:JTC-出口 さゆり

32-事務スタッフを通して得たもの。

こんにちは、出口です。
名古屋の暑さは一段落して、朝夕は非常に心地好い気温です。
また暑さが戻ってくるのを覚悟しつつも、涼しさにホッとしている自分がいます。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今日は、ふと私の過去四年弱を振り返りました。
私は22歳の頃、心理カウンセラー養成講座を受け始め、
23歳の秋頃から縁あって本社の事務スタッフとして働かせて頂き、
今や講師兼心理カウンセラーをさせて頂いております。
私は当時事務スタッフをしながら各種講座を受け続け、
同時にインターンを二年程経験させて頂きました。
実は私、事務スタッフとして働き始めた頃、仕事になると真面目で雰囲気が固くなり、

周りには穏やかには見えない、カチコチ人間でした。
(きっと私の心が穏やかでなかったのでそのまま表面に表れたのでしょう)
その時の私は自分自身のことを理解しきれていなく、
そして、受け止めきれていませんでした。
『~ねばならない』
で自分自身の心を硬く固めて、(きつく言えば縛り付け)
仕事に徹していました。
そんな時に掛けて頂いた言葉は今でも忘れません。
仕事以外の時間にコーヒーを飲みながらリラックスしていると
『安藤さん(私の旧姓です)仕事の時もその安藤さんでいたらいいんだよ。なんで変えるの?』
と声を掛けて頂きました。
その言葉に私はハッとすると同時に、私の心に張り付いていた何かがとけだす感覚を覚えました。
【そのままでいいんだよ】
って言われてるみたいで、私は大きな安心感、安堵感に包まれました。
そしてその時こんな風に思いました。

『仕事だからと言って硬くならなくていいんだ…』
『仕事熱心でミスがなくて、よく気がつくなんでもできる完璧な私でなくていいんだ。
それだけが求められているんではない、もっと大切なものがある。』
『私は仕事の時と普段の時、違う顔なんだー!』

という驚きもありました。
私はそれまで18~23歳まで、ある会社で営業アシスタントをしていました。
そこで身につけたスキルを活かしつつも、
かたや、心はそれまでの人生で身につけた思い込みにより、

ありのままの私ではない私を演じ続けてきた延長だったのです。
その掛けて頂いた言葉から私の人生は著しく変化してゆきました。
考え方が変われば気持ちも行動も変わってゆく。
変わる自分を毎日毎日振り返りながら、なりたい自分を追い求め続けてきました。
事務スタッフになり、今までの自分の在り方ややり方を取捨選択しながら、
自律的な考え方や行動を実践し、目の前にある課題に取り組み続け、今日に至ります。
一瞬にして変わったわけではないですが、
確実に私は四年前と変わりました。
生きやすい私を取り戻しつつあります。
完全ではないので完了形の表現はしません。
事務スタッフは自律した精神を求められる環境、
だからこそ自分と他者を受け入れる必要性に気づきました。

そして、私の【自分がこうなりたい欲求】は事務スタッフをする度に

高まるばかりでした。

『もっと、お電話をかけてきてくださる方々に

親しみやすくお話ができて、安心して本校へお越し頂きたい』

『多くの人と、豊かなコミュニケーションをとれるようになりたい』

『カウンセリング心理学を学ぶことの面白さや豊かさを伝えたい』

『お電話をかけてくださった方に一つでもおみやげとして何かを持って帰って頂きたい』

『そして、わたしらしく、生きたい・・・』

私はいつもこんな思いで仕事をしておりましたし、現在進行形でもあります。

時にはくじけそうになったり、諦めたくなったりしましたが、

そんなときには、学院長始め、共に働いてくださるスタッフの方々の

温かい支えがあり、またそこから成長することができました。

事務スタッフは本社に集まった、授業以外の講師の先生方と触れ合う機会もあり、

日常生活からカウンセラーマインドで生活される先生方をお手本にしながら、

本当に多くのことを学ばせて頂きました。

自分を尊重でき、愛してこそ、相手にもそれらができる。

それを体感して学習させて頂いたのが本社事務スタッフのお仕事でした。
学びながら実践する。実践しては振り返り反省する。
その繰り返しです。
仕事の取り組み方やとらえかたは人それぞれですが、
当社の事務スタッフとゆう仕事は、自分自身の人間的成長を促す素敵な場であると私は考えています。

そこで、共に働いて下さる方を今、募集しています。

詳しくは受講生卒業生の求人ページをご覧ください。
ご興味がおありな方、本社まで是非ご連絡頂けたら幸いです。
心より楽しみにお待ちしております。