2014.07.25 投稿者:JTC-出口 さゆり
73-怒りからチャンスが!?
こんばんは、出口です。
私は、数日モヤモヤしております。
私も人間です。モヤモヤする日だって、あるさ。
今はそう捉えています。少し長くなりますのでお時間のある時にでもお読み頂けたら幸いです。
心理カウンセラーでもモヤモヤ悩むんだ?
授業で教えてくれている理論とは違うコミュニケーションするんだ!?
えっ出口先生怒るの!!!???(予想される生徒さんの声 笑)
そう言われてもおかしくない、コミュニケーションを先日 実家の家族会議の場でしました。
そんな私のことをその場にいた家族はどう思っただろう?
『心理カウンセラーなのにそんなものか』と評価したかな?
『見損なった』そう捉えたかな?
『それでも講師をする立場の人?』
⇒これは、実際そう言われました。
家族会議の場にいたみんながそう思ってもおかしくない、誰もが耳を塞ぎたくなるような言葉を
怒りの対象者に言ってしまったと思います。
(ここに書けないほどの言葉を使ってしまったのですが、、、
様々な方が見られるこの場所には書かない方が良いと思い、控えさせていただきます)
私は普段めったに声を荒げて怒りません。
ちょっと嫌なことを言われても、右から左に流せます。笑
しかし、その日の家族会議ではとてつもない怒りがこみ上げて来て仕方がありませんでした。
手が震えて、涙も鼻水も流れて、顔は赤くなって、体中が熱くなって、今でも怒りの対象者へ
飛びかかる勢いでした。
【私はどうなっても良い 社会がどう評価しようとも、今言わなければ偽りの私だ】
はっきりとそう思いました。
今冷静に振り返ると、何かに突き動かされて怒ったように思います。
家族会議を終えた後、数日間振り返っていました。
怒りの根源は、、『大切な人を守りたい。』 でした。
大切な人だからこそ、その人を傷つける人から私は守る!!
その様な思いに突き動かされて怒ったように思います。
そう。守りたい一心だったのです。
それともう一つ、
私にとって大切な人のことを傷つけるその人のことを、かつての私は“信頼していた”という
事実と共に、今はそうは思えない現実を目の当たりにした深い悲しみがありました。
だから、鼻水も涙も流れたんです。
そして、
私は、私が怒った相手に両方の気持ちを伝えました。
『私はあなたを許していない!今は怒っている!!!
そして、悲しい。すごく、、悲しかったんだよ。(涙と鼻水)』
まっすぐ相手を見て、伝えました。
結果、分かり合えたわけではありません。
人は自分を守りたい生き物。
わかり合うには時間がかかることがある。
どう話し合っても分かり合えないこともあるだろう。
そして、人にはそれを乗り越え、受け入れる力がきっとある。
そう信じたいです。
今回私が感情のままに怒ってみてわかったことは
“私がかかわれる問題ではない。過剰に守る必要はない。”ということ。
守りたくても守れないものがある。
今回の、突き動かされた怒りの背景には、私の過去が起因していました。
今の私の中にある“守らなきゃ”という思いは、
幼かった過去、守られたかった小さな私がいたことに繋がります。
幼い頃から必要以上に自分以外の人を守ろうとしていました。
お母さんやお姉ちゃん、お兄ちゃんや友達。
まだ、守られる側の年齢だったのに。
思い返せば、誰かを守りたくて怒ったことは今までもあったんです。
ただ、今回は悲しい気持ちも同時に伝えられたので私の中ではスッキリしています。
しかしスッキリしたからと言って、このままでは終わりません。
これからゆっくりと洞察を深めて、自分に向き合って、
今回怒った相手に、いつか、ありがとうとごめんなさいを
心から想える(伝えられる)自分に向かって進みます。
(今はそこに行く途中なので、まだモヤモヤしています~)
“怒り”の感情は、何か(自分や誰か)を守ろうとするときに湧きおこりやすい
感情なのかもしれません。
今は、笑顔の私も、怒る私も、悲しむ私も。
ぜぇんぶ、わたしなんだと思っています。
怒り・・・悲しみ・・・これはその相手が居たからこそ気づいた感情。
『更なる成長に繋がる、自分に向き合うチャンスをくれて、ありがとう』
明日もそういう姿勢で生きよう。
そう思っています。
今夜も暑いですね。
気づけば7月最後の週末。心豊かな時間が流れますように。