2015.10.26 投稿者:JTC-橋本杏子
42-人生脚本
(今日の内容は少しマニアックで、私個人の感想が多いため、それでもいい方はどうぞ(*^^*))
交流分析の中に
人生脚本という言葉があります。
人は、自分の人生の脚本を
ほんの幼い頃に決めてしまい、
それからの人生は、
その脚本どおりに生きるー
という、何とも信じがたい考えです。
でも、長い人生の中で、
私たちはたびたび、
同じような結末を迎える出来事を
体験します。
「またか…」
「私って結局いつもこうだよね…」
「私の人生ってこんな感じか…」
そんな風に思うこと、ありませんか?
これが、脚本なのです。
かく言う私も、
交流分析を学び、
自分の人生脚本が
どうやらハッピーではないことに
気づきました。
そこから私の人生脚本の
分析と気づき、そして脱却への旅が始まりました。
昨日、ある生徒さんが
「先生が、脚本から脱却した時の気持ちは?」
と聴いてくださいました。
脱却した時の気持ち…
ふむ…はて…
あんまり感じたことがありませんでした。
むしろ、いつものパターンで
残念な結果を迎えた時に、
脚本に入っていたことに後から気づき、
「またか…」
と落ち込むか、
自身が脚本に入りそうになる時に、
入りそうな自分に気づき、
「おっと、危ない」
と、回避する。
だから、脱却といっても、
「プハー!抜けたァ!」
という劇的なものというより、
今、ここ、今、ここの気づきの積み重ね
それにより、いつの間にか
脚本を脱却できたことにふと気づいて
「うふ…(*^^*)」
と、じわじわ嬉しい感じ。
「なんか、私、脚本のあの部分は
もう大丈夫かも!」
と、自己肯定感。
それでも、油断は禁物、
それが、脚本なのです。
あなたの人生脚本、
分析してみませんか?