2015.12.18 投稿者:JTC

JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.51》 ~許す~

日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン 《vol.51》
~許す~
★週一回★
こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。
毎週木曜の夕方に、日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
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今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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12月に入り、私の気分はすっかりまとめモードで、このメールマガジンも、最近はまとめシリーズになってる気がします(*^^*)
今日は、当学院での学びの始まりをふり返り、そして心理カウンセラーとしての今、ここの私の思いをお伝えしようと思います。
JTCで学ばれたあなたは、ご自身の学びをふり返りながら、まだJTCで学んでいらっしゃらないあなたは少しイメージをしながら、読み進めていただけたら幸いです(*^^*)
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日本心理カウンセラー養成学院の本講座で、第一回に学ぶこと、
それは、「自己理解」です。
自己理解、自分自身を理解すること。
日々の暮らしや、今までの人生において、自分がどんな時に、どんな行動をとり、どんなことを考え、どんな感情を抱くのか、
そしてそこにどんな意味があるのか。
自己理解こそ、他者援助の第一歩だと学びます。
心理カウンセラーを目指し、その技術や知識を学ぶため当学院に入学した私は、少し面食らいました。
「他者をサポートするのに、自分を理解する?」
「自己理解…これ以上、自分の何を理解するの?」
キツネにつままれたような気持ちで、授業を受け始めた記憶があります(*^^*)
しかし、実際にはカウンセリング心理学を学べば学ぶほど、自分を知れば知るほど、親とのかかわり、自分の人生の歩み、コミュニケーションの仕方、心の傷つきなど、なんとなくわかっていたつもりの自分が、どんどん具体的に分かるようになります。
そして自分を理解すると同時に、他者を理解できるようになり、自分は自分、他者は他者、と自他を尊重できるようになります。
私自身、自己理解の大切さを実感しながら、今も学び続けています。
そんな学びの中、最近私が注目するテーマは、
「許すこと」です。
自己理解を深めると、自分の嫌な部分に気づいたり、今の自分を生きにくくしている核にたどり着く時があります。
しかし、そんな自分に気づいても、なかなか許すことができない方が多いように感じています。
自分の気に入らない自分に気づいたら、無条件に自分を許すこと、それが大切なのだと思うのです。
その先に「自己受容」があるのだと、私は考えています。
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自己受容は、ありのままの自分を受け入れることです。
ありのままの自分を受け入れることができれば、日々ありのままの自分でいられます。
ありのままの自分で、飾らず、壁を作らず、人を攻撃せず、心を開放して存在することができれば、私たちはどれだけ気楽に、安らかな気持ちで生きられることでしょう!
だけど、長い人生の道のりで培った固定観念によって、ありのままの自分を受け入れることができずにいる人がとても多いです。
頭では分かっていてもなかなか、「自己受容」するいのは難しいのですね。
そんな時は、まずは小さな一歩、自分を許すこと。
受け入れるか否かはさておき、許してあげる。
「そんな風にしないと、私は生きてこられなかったんだね。」と、いたわります。
自分を許すことが、自己受容に繋がるのではないでしょうか。
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「そんな私も私だから、許すよ」
「今は、これで、いいよ。」
「私は私を、許します」
「人が皆、OKな存在であるなら、私もOKだ」
自分で自分を許そうとするこの声は、最初はなかなかうまくいかないかもしれません。
しかし、意識的に許すことを繰り返しましょう。
そのためにも、今ここで、あなたを苦しめているあなた自身の要素は何なのか、深く知る必要があるでしょう。
それに気づいたら、ただ、許しましょう。
声に出して、お風呂やお布団の中で言い聞かせます。
柔らかな明るい光に包まれているイメージをしてもいいでしょう。
ただ、許すこと、それができたら、そんな自分を受け入れることができるのだと思うのです。
いかがでしたか?
今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた来週、お会いしましょう。
追伸
もしよかったら、メールマガジンのご感想や、ふとしたことなど、なんでもお気軽にメッセージをお寄せください。
お返事は少し遅れるかもしれませんが、ご了承いただけると助かります(*^^*)
k.hashimoto@jtc-web.jpまで、お気軽にどうぞ。
また、メールアドレスを変更する時も、ご連絡いただけると嬉しいです。
橋本杏子
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