2016.02.18 投稿者:JTC

JTCメールマガジン《vol.60》[バックナンバー]~鳥になってみる~

日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン 《vol.60》
~鳥になってみる~
★週一回★
こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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何か問題や悩みができると、私たちはそのことばかりが気になって、ずっと悩み続けてしまいがちですね。
例えば、
職場の人間関係、親子関係、夫婦、恋人関係。
例えば、
健康のこと、お金のこと、仕事、恋愛のこと。
いろんな悩みや問題は、一度浮かぶと私たちをずっと悩ませます。
幸せそうな誰かと自分を比べてはため息をついたり、
「どうして私はこうなんだろう」と、ずっとモヤモヤして、目の前のことも手につかなくなったり…
そんな時は視界も狭くなってしまうので、何をやっても上手くいかず、「あぁ、やっぱりだめだ…」と、どんどん深みにはまってしまいますね(u_u)
どうすればこの状況を抜け出せるのでしょうか?
今日は、鳥になってものごとを眺める、そんな見方をご紹介します。
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物事を俯瞰して見る
そんな表現をよく耳にします。
俯瞰(ふかん)とは、高いところから見下ろし、眺めることです。
まるで鳥のように、少し高いところから、自分の状況を眺めることです。
自分の状況に戸惑い悩んでいる時、私たちはどうしても視野が狭くなります。
目の前の問題しか見えず、そのほかのものは視界に入らないという傾向にあります。
そんな時に、その状況をちょっと上から見下ろしてみると、見逃していたさまざまなことに気づくことができます。
それは、今までの見方を変えるきっかけになるような、小さな、大きな気づきです。
そのような物の見方ができると、今まで狭く、暗かった視界が開け、安心を得たり、打開策を見つけたりすることができるのです。
鳥になって、上から自身の状況を周りの世界を含めて眺めてみることが、あなたの助けとなるのです。
ここですこし、自己開示しましょう。
以前、私は
「毎日毎日仕事しかしていない。プライベートが充実していない」
と日々疲れを感じていました。休みがないことばかりが目の前にありました。
そんな時、何となくスケジュール帳を眺めてみました。仕事に対する休みの比率だけではなく、自分がどのように日々を過ごしているのかを、俯瞰して見てみたのです。
そうすると、休みは確かに少ないけれど、仕事の帰りに友人や、姉と甥っ子に会ったり、休みの日には好きなことをして、たまに飲み会にも参加できていることに気がつきました。
「忙しいけど、意外と好きなこともしてる…」
そう気づいたとき、ふふ、と笑みがこぼれ、視界が開ける感覚がありました。
そうなると、いろんなことを肯定的に捉えられるようになりました。
仕事をいただけるということ、いつも支えてくれる家族や仲間の存在…そんなさまざまなことに気づいていきました。
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あなたの人生は、きっと素晴らしい。
そんな気づきのあとには、穏やかな感覚が訪れるでしょう。
カウンセリングの時、クライエントさんが気づいていない、たくさんの素晴らしい資質があります。
安心な場所で、そんなたくさんのことに一緒に気づいていきたいな、と思います。
いかがでしたか?
少し深みにはまってきたら、大空を舞う鳥になってみましょう(*^^*)
今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた来週、お会いしましょう。
追伸
もしよかったら、メールマガジンのご感想や、ふとしたことなど、なんでもお気軽にメッセージをお寄せください。
お返事は少し遅れるかもしれませんが、ご了承いただけると助かります(*^^*)
k.hashimoto@jtc-web.jpまで、お気軽にどうぞ。
また、メールアドレスを変更する時も、ご連絡いただけると嬉しいです。
橋本杏子
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