2017.03.30 投稿者:JTC-礒田修幸
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.115》~セルフケアのための一人語り~橋本杏子より
日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン 《vol.115》~セルフケアのための一人語り~橋本杏子より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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日本心理カウンセラー養成学院 講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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最近、朝、家から駅までの道のりを歩いて通勤しています。
山沿いの国道脇をテクテク、そこから住宅地に入り、テクテク。
35分の道のりですれ違う人は少なく、のどかな山の風景の中を行きます。
歩き始めた頃は、音楽を聴きながら気分良く歩いていましたが、最近は、セルフカウンセリングしながら歩いています。一人で自分自身と語り合いながらテクテク歩きます(o^^o)
セルフカウンセリングとは、言葉どおり、自分自身をカウンセリングすることです。
私のやり方は、自分の考えていること、感じることをありのまま呟き、それに対して、
「そうなんだね。~なんだね。」
と大切なところを丁寧に受け取り、もう一度声に出して伝え返したあと、
「もっと聴かせてもらえる?」
と、優しく続きを促します。
傾聴を、ひとりでやっている感じです(o^^o)
ちなみに内容は「人生とは」「私のこれから」など、結構シリアスな内容です。
時々、お庭の手入れをしている人などがいると恥ずかしいので、本当にぽそぽそと、自分にも聞こえるかどうかわからないほど、小さな声で語るのですが、この、「声に出して語ること」がとても重要なのです。
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漠然と、頭の中でグルグル考えていることは、いつまでも形を成さず、まるで煙のように正体なく私たちの体の中で渦巻いています。でも、声に出して語ると、その煙のような何かは、「何か」として外に出てきます。それを丁寧に拾いながら聴いているうち、少しずつ、形になっていくのです。
これをしばらくの間やっていますと、
「あぁ、そうだ…私は、そうなんだな…」
と、自分のことに気づく瞬間が訪れます。
声を出して語ることで、内面が浮き彫りになり、やがて核心にたどり着く。気づきの瞬間です。
私は、それこそがカウンセリングの醍醐味だと思うのです。
もちろん、他者に話した方が、よりその気づきは大きいと思いますが、セルフカウンセリングでも効果があります。さらに私は、
「そんな自分に何と言ってあげたいですか?」
と問いかけます。
そしてその答えに対して、
「じゃあ、優しく、あなた自身にその言葉を言ってあげましょう」
と促します。
「…」
言ってあげたい言葉を、優しくささやきます。
そうすると、また新たな気づきや展開があります。
今日も、暖かい陽の光の中、テクテク歩きながら、自分に言葉をかけてみました。
その後、私にとってとても大切な気づきがあり、同時になんだか癒されました(*^_^*)
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自分で自分の心のケアをすることは、とても大切なことです。
自分自身で心のケアが出来るようになれば、とても心強いです。
傾聴をしたことがない方には少し練習が必要かもしれませんが、あなたもぜひ、お試しください。
お忙しい日々、一人になれる時間を見つけるのは大変かもしれませんが、通勤の車の中や、お風呂の中、また寝る前のお布団の中など、たった10分でも気づきがあります。
忙しいあなただからこそ、いろんなことが埋もれてしまっているかもしれません。
どんな気づきと癒しが訪れるか、楽しみですね(o^^o)
いかがでしたか?
今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
メールマガジンをきっかけに、自己成長、変容を目指す当学院の講座受講をご希望される方、またご自身の問題解決のための心理カウンセリングをご希望の方は、メールにて、ご連絡ください。詳細を追ってご連絡いたします。
メール:k.hashimoto@jtc-web.jp
橋本杏子
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