2017.08.21 投稿者:JTC-礒田修幸
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.132》~娘と私~ 小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.132》~娘と私~ 小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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私は3年ほど前に、私自身に出会いました。
ん?どういうこと?と思われるかもしれませんね^_^
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それは突然でした。でも、きっとその何日か前に経験したカウンセリングがきっかけになったのだと思います。
ある晩、ベッドに横たわり眠りに入るかな…という感じになった時。
突然、6、7歳頃の私自身のイメージが現れ、じっと強い眼差しで私を見つめてきました…
その表情は大人びて、ものすごく真剣で、子供の無邪気さが全く見られないものでした。
そして、第一声が…
「 可愛くなくたっていいもん」
そして、それに続いて
「 楽しくなくたっていいもん…」
私は心がとても痛くなり、涙が溢れてきました。私はすぐに、その子が私自身なのだと気付きました。あの頃の髪型でした。
こんな小さな私は、こんなにも大人びていて、強がって、我慢していたんだ…
かわいいって言われる代わりに、可愛げがないと言われて傷ついてきたこと…
自分は可愛げがない人間なんだといつの間にか信じてきてしまったこと。
自分らしく自由に楽しむ代わりに、いい子でいること、面白い子はダメで、真面目でいなくてはいけない…と自分に課してきたこと。
こんなにも頑なになってしまった、小さな私。
かわいそうで、胸が痛んで…
その晩は、長いこと泣きました。
小さな子供の私の悲しみや苦しみや、子供らしさを許されないのに、可愛げがないと言われた理不尽な思いを感じ、確かに私自身の為なのだけど、でも誰かの為にも泣いているような、不思議な気持ちで、一晩泣き明かしました。
この不思議な気持ち…
ずっと漠然としていました。
私の中にいる、小さな子供の私自身の傷を感じて、胸が痛んで泣いていたのは確かでした…が
随分経ってから、ある日、私はハッと気付いたのです。
私はあの時、子供の頃の私自身の真剣な眼差しの中に、見慣れた娘の眼差しも見ていたことを。
私の目と娘の目はよく似ています。
私は自分自身のイメージの中に確かに娘も見ていました。
そして、私自身の為に泣きながら、娘の気持ちを思い、娘への罪悪感も感じて泣いていたのだなあ~
と、とてもクリアになりました。
私が如何に娘の中に、私自身を投影してきたか、はっきりと思い知らされました。
思えば娘は私とそっくりな表情をして育ってきました。
大人びて、ものすごく真剣で、いつも必死で、いい子をして…
私自身に許さず、私自身に課したものを、いつの間にか娘にも課してきた…
あの晩は、
私が私らしく自由に生きることを許したのと同時に、娘にも娘らしく自由に生きることを許した日だったのだなあと、感慨深いです^_^
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いかがでしたか? 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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メール:m.ozawa@jtc-web.jp
小沢美恵
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