2017.10.26 投稿者:JTC-礒田修幸
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.142》~あなたの現実~ 小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.142》~あなたの現実~ 小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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先日、あるワークで
「 今までの人生の中で一番感動したことを話してください」
と、言われました。
今まで生きてきた中で、たくさんのことに感動してきたはずです。
その時々では、
「人生で一番すばらしい経験だあ~~!」
と、生き生きと感動してきたことがたくさんあるはずなのですが
私は、ハタと困りました…
一番感動したことがなかなか思い出せないのです。
逆に一番傷ついたことを話してください…
と言われたとしたら?
あれも、これも…、こっちかな、いや、あれの方がもっと傷ついた!
と溢れるように思い浮かびます。
傷つく…
「傷」と表現するくらいですから、幸せなことよりも心に強烈に刻まれるものなのかもしれません。
話しは変わりますが…
ある方がつい最近、
「 私はごく普通の家庭で、ごく普通に子供時代を過ごしてきたと思っていたのですが、子供時代の楽しい思い出がちっとも浮かばず、悲しかったり傷ついたことばかりなんです…。私はアダルトチルドレン( 親との関わりでトラウマを抱えた成人 )だったのだなあ…と今、気づきました」
と伝えてくださいました。
あなたが感じていること。
それがあなたの現実なのです。
他の誰の現実でもなく、あなたの中の現実で充分なのです。
あなたが傷ついていたのなら、それがあなたにとっての現実。
お父さん、お母さん、周りの人たちには傷つけるつもりはなかったかもしれません。
いや、むしろあなたの為に、よかれと思ってしたり、言ったりしたことかもしれないのです。
他の人にとっては、あなたの子供時代は恵まれていたと感じるものなのかもしれません。
でも、それは、その人たちの現実で、あなたの現実とはちょっと違うのです。
でも、違うからと言って、自分自身の現実を卑下したり、ムリして変えようとする必要はないのです。
あなたの現実を現実として優しく受け入れてください。
あ~、傷ついていたのだな…と。
そして、それと向き合って、ちゃんと癒すことです。
それができると、その後にやっと…
今までは見えなかった、気づけなかった、周りの人たちが、その人なりにくれたもの、してくれたこと、与えてくれた愛を、あなたの現実の中に見出し、しみじみと感じることができるようになるのだと思います。
「与えられていたはず…」と、信じたい思いと疑惑の狭間で感じていた愛を、しっかりと現実のものとして感じることができるようになると、
「もっと感謝しなくては…」の呪縛から解き放たれ、溢れる本物の感謝の気持ちをもつことができるようになると思うのです^_^
私は、長い道程を経て、この湧き上がる感謝の気持ちを感じ、そのことに感動したりもしています(-_^)
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いかがでしたか? 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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メール:m.ozawa@jtc-web.jp
小沢美恵
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