2017.11.11 投稿者:JTC-礒田修幸
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.144》~自分自身に忠実に生きればよかった…~ 小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.144》~自分自身に忠実に生きればよかった…~ 小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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病院で亡くなる方たちが、人生の終わりに語る言葉でよく聞かれるのが、
「もっと自分自身に忠実に生きればよかった」
「もっと自分らしく生きればよかった」
だそうです。
これは、5年くらい前までの私の漠然とした不安でした。
以前の私は、死をとても怖いと感じていました。(もちろん、今でも怖いですが、怖さの質がちがいます…)
その恐怖がどこからきていたのかと考えると、ものすごく強烈なやり残し感、まだまだ生き足りない小さな子供の様な感覚、そんな感覚が強い恐怖に繋がっていました。
ですが、当時の私には、
何故こんなに強いやり残し感があるのだろう…
私はやりたいことをやって、自由に、どちらかと言えば成功と人様に思われる人生を生きているはずなのに…
という矛盾がありました。
人は本当の自分に出会って、本当の自分が望んでいることに気付けないと、無意識で他者の人生を歩んでしまいます…
どういうことかというと、本当の自分が望むことを知らないので、他者が自分に望む人生であったり、他者が認めてくれるような人生を、自分が望む人生であると錯覚して生きてしまうのです。
でも、どうしてもそれは自分の本音の人生ではなく、誰かから借りてきたような人生ですから、いつまで経っても、「ちゃんと生きた!」という満足感を得ることができないのだと思うのです。
どんなに華やかな人生だったとしても…
もしかしたら、人は無意識のどこかではそれをちゃんと分かっているのかもしれませんね…
だから、死を目の前にした時にそれをはっきり自覚し後悔するのかもしれません。
ある時、私は死に対する恐怖が変化していることに気づきました。
まだちゃんと生きていない!まだまだ死ねない!やり残しだらけ!と思うような恐怖ではなくなっていました。
そして、不思議と人生に対する後悔が無くなっていました。
私らしく生きてこられなかった何十年の人生は変わらないですし、私が自分自身を知って自分らしく生きてるからと言って、人生が劇的に素晴らしくなった訳でもないのですが、それでも満足なのです。
日常の細々したことから、これからの人生の選択まで、自分らしさを発揮して誰のものでもない、自分自身の人生を作り上げていく満足感。
人は自分自身の人生を生き始めると、過去の自分らしく生きてこられなかった人生さえも、自分自身のオリジナルの人生の一部として受け止められるようになるみたいです。
終わりよければ全てよし^_^
この言葉は人生そのものだなあ~と思います。
自分の人生に満足するように生きることは、いつから始めても遅くないような気がします^ ^
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いかがでしたか? 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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メール:m.ozawa@jtc-web.jp
小沢美恵
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