2017.12.15 投稿者:JTC-礒田修幸
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.148》~母の荷物~ 小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.148》~母の荷物~ 小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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自分自身に気づき、深めていく作業は本当に地道な作業だと思います。
本来の自分を探していく作業は、まるで玉ねぎの皮を剥がしていくような作業だと感じています。
最初のうちは、表面の薄皮を少しずつ剥がしていくような手間のかかる作業ですが、だんだんと肉厚なものを剥がせるようになり…
ある時には、ゴソッと分厚い皮を剥がせる時もあったりします。
私もそんな作業を何年も続けてきて、いろんなものを剥がして、だいぶ私本来の姿でいられるようになってきたなあ?と感じるのですが、それでも私の中に根深く居座り、羽ばたこうとする私の足を引っ張る感情がずっとありました。
一言でいえば、必要以上にネガティヴな感情です。
自分らしく伸び伸びと楽しんでいる時に、
「 そんなに楽しんでいて大丈夫?今はいいかもしれないけど、後で痛い目に合うかもよ…」
私にもきっとできる!と信じようとする矢先に、
「 でも、やっぱり、無理かもよ…できるわけないじゃない」
そんな悪魔のささやきが、私らしく自由にいようとする時に限って聞こえてくるのです>_<
こんなネガティヴな感情は、私が育ってきた過程で、親との関わりの中で受け取ってきたものだという自覚はあったのですが、すっかり慣れ親しんだものなので、私自身が所有する感情として、嫌だけど仕方ないもの…と思ってきました。
いつも葛藤していました。
ところが…
最近、母がよく私に相談の電話をしてくるようになりました。
かなりジメジメとネガティヴな話しだったりします^^;
私もそんな話しをうんうん…と聴いてあげることが多くなりました。
そんなある日、いつものように母の話しを聞いていた時、「 あっ!! これ!」と私の中に閃光が走りました。
私がさっきからきいている母の言葉の数々、これって私のネガティヴな心の言葉とまるで一緒じゃない!!
こういうのを私は小さい頃からずっと聞かされてきたのだなあ、としみじみ実感しました。
この時、私は少し可笑しくもなりました。
私がずーっと自分の所有物にして抱えていたネガティヴな感情は、”全く私の物ではなかった”と気づいたからです。
母の荷物でした>_<
な~んだ、私の物じゃないなら要らないじゃない!
と、スンナリ思えてしまいました。
そしてしばらくして、それをエイッと捨ててしまえたのです。
私の中のイメージなのですが、本当に両手で抱えてドサッと捨てちゃいました^_^
あれから少しずつ、私はだいぶ軽やかで自由になってきています。
心理学の気づきとは、頭でなんとなくわかっている浅いレベルではありません。
心の奥深くで実感し明確に納得する気づきで、初めて人は変わっていけます。
心の成長に合った深さの気づきを得ていくことができます。
私の最近の肉厚の玉ねぎの皮が剥がれたお話でした^_^
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いかがでしたか? 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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メール:m.ozawa@jtc-web.jp
小沢美恵
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