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メールマガジン[バックナンバー]《vol.159》～半生を語り合う～橋本杏子より

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

 

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日本心理カウンセラー養成学院 講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。

今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

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先日、高校の同級生たちと、久しぶりに集まりました。
10人余りの女子会でしたが、私が高校時代仲良くしていた人はその中の一部で、

中には接点もなく、じっくり話したことのない人や、名前もわからない人もいました。

 
「共通の思い出がない人もいるし、卒業以来全然会ってない人もいるし、会話が弾むかしら…」

と、私は少しどきどきしながら、参加しました。

 
通常、同窓会などは、クラスや部活など、学生時代仲の良かった人同士で内輪で盛り上がったり、

偶然近くに座った人と話したりして、

会が分散してしまうものです。

 
その日も最初の数分は、みんな近くの席の人と話していたのですが、ある人が言いました。

「部分的に数人で会話するより、今日来てくれた全員の近況が知りたい！」

 
まずは一人ずつ、高校卒業してから今までの、20年ほどの半生をみんなに話そうということになりました。
そして、提案者の隣にいた私から話すことになってしまいました

( ^_^ ;)ドキドキ

 
私は、今心理カウンセラーをしていて、普段どんなことをしているのか、また、自衛官だった私がなぜ転職するに至ったのかなどを話しました。

思いのほか変わった経歴だったようで、みんな興味津津で聴いてくれました。

 

 

そこから、12人全員の半生を聴き終わったのが、なんと4時間後になり、そのままお開きになりました。

 

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同じ高校に通い、無邪気に笑って過ごしていた同級生は、卒業後、本当に人それぞれ、みんな違う人生を歩んでいました。
私のように、独身で、仕事を頑張って来た人、

結婚して家庭を持ち、子育てに励んできた人。

 
若い頃海外へ行き、様々な体験をした人、

今まで一度も故郷を離れたことのない人。

 
命の危機を乗り越え、今、ここを生きている人。

みんな、自分の半生を語りながら、

同級生の半生を聴きながら、

お互いにこみ上げる思いをわかち合い、

讃えあい、そしてたくさん笑いました。

 
誰ひとり、評価も、忠告も、提案もせず、

ただ興味を持って、その半生を生きる友の姿を思い描きながら、聴いていました。

 
まさかそれだけで4時間が経つとは思わなかったので、みんなで驚いて、笑って、それぞれの日常へと帰って行きました。

 
本当に、良い会でした。

心が満ち足りて、幸せな気持ちで家に帰りました。

 

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心理カウンセリングや、

さまざまな学びの場で、

私たちは人生を語り、そして他者の人生を聴きます。
時々、それだけで満ち足りた気分になります。

 
話しているとき、相手が自分をわかろうとしてくれるだけで泣けてきたり、
聴いているとき、相手の生きている状況にただ、心の内で泣けてきたり、
私たちはそうやって、

人生の中で誰かと交差しながら、

自分の人生を生きていくのですね。

 
私も、私の大切な人も、

私の知らない人も、

すべての人が、

これからも幸せでありますように。

 

 

いかがでしたか？

今日もお読みくださりありがとうございました。

明日も良い日になりますように(o^^o)

 

 

追伸

 

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メール:k.hashimoto@jtc-web.jp
橋本杏子

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