2018.03.07 投稿者:JTC-礒田修幸

JTCマンスリーコラム[バックナンバー]《vol.2》〜試行錯誤の私〜小川菊乃より

日本心理カウンセラー養成学院

マンスリーコラム 《vol.2》〜試行錯誤の私〜

★月1回★
小川菊乃の『あなたのココロに届けたいメッセージ』

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こんばんは。

日本心理カウンセラー養成学院

講師・心理カウンセラーの小川菊乃です。

強く、優しく、しなやかに、愛を持ち続けるためのヒントをお届けしたい… そんな気持ちいっぱいで綴っていきたいと思っています♪

今月も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

 

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皆さま 3月に入りましたね。

私は春のはじめ。ちょうど今ぐらいの冷たい風の中にどこか春の空気を感じるこの時季が心地良いです。
3月のマンスリーコラムです♪

今日は、私の試行錯誤の奮闘ぶりを一部ご紹介したいと思います。
私は数年前、「どうしてもわが子が愛せないんです…」と悩みを打ち明けられたことがあります。そのお母さんは、必死に泣いて母の愛を求める赤ちゃんを完全に無視してしまうようになってしまったというのです。
このような話は、母親としてなかなか打ち明けにくい話です。そんな話をしてくれたことの意味は大きいのではないかと思いました。
私は自然に、そのお母さんの話を聴くことに集中していきました。

私が没頭して聴いているからなのか、そのお母さんも、どんどん自分の話に熱中していきます。
そして、話しているうちにどんどんお母さんの顔からすねた子どものような顔になっていき、「こんなに泣いてもうイヤ。可愛いくない。世話できない。」といった感じになってきてしまいました。
きっと、お母さんのココロの奥にいた、チャイルドの声だったと思います。
私は何とか肯定的な関心を維持して、このお母さんの話を聴き終わりましたが、次、このお母さんの話を、引き続き肯定的な関心を維持して聴けるだろうか…と心配になりました。
私の心の何処かに、そのお母さんを咎める気持ちがあることに気づいてしまったからです。。

ここから、私の試行錯誤がスタートです。

どうしたら、このお母さんにいつもと変わらない肯定的な関心を向けることができるのか…

どんなに内省しても、難しい。。

ホント、どうしよう…

いくら取りつくろって受容的に話を聴いたとしても、それは見せかけの受容であることは、必ず相手に伝わると思いました。

 

 

そこで、試行錯誤の私のまま、大先輩カウンセラーのもとに駆け込み、助けを求めました。
「どうしても咎める気持ちが湧いてくる。どうしたら、このお母さんを受容できますか?母性とは何ですか!?」

ひとしきり私が話した後、私の必死な様子を受けてか、大先輩はこんな話をしてくれました。
動物園のライオンだったかはっきり覚えてないのですが、初めて赤ちゃんを産んだ時、お乳を求めて泣く赤ちゃんに、お乳をあげようとしないお母さんライオンがいるそうです。

飼育員さんたちがあげるそうです。

自然界なら死んでますね。。
しばらくして、2回目の出産でも同じ様子だそうです。
そして、3回目の出産をした時、初めてお母さんライオンは赤ちゃんライオンにお乳をあげたそうです。
哺乳類の母性はそうやって発達すると知りました。

私たちも、動物であり哺乳類^ – ^

全く違う角度から、スケールの大きな話をきき、私はようやく落ち着きました。

生きて成長するってこういうことなんだと思いました。
深く知り、理解すれば、きっと共感できる点に出会えると思えた瞬間です。

それにしても、共感するためには、野生動物の本能まで勉強する必要があるのかと。。
まだまだ勉強ですね。

皆さん コツコツ、やりましょう♪

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いかがでしたか?

今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

それではまた、お会いしましょう。

 

追伸

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メール:k.ogawa@jtc-web.jp
小川菊乃

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