2018.09.13 投稿者:JTC-礒田修幸
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.186》~一切皆苦~小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.186》~一切皆苦~小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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仏教の言葉に一切皆苦というものがあります。
この世の人生は全てが苦である…ということです。
もちろん、辛い、悲しい、不安…
色んな苦が私たちの人生にはあります。
でも、仏教では、喜んだり、楽しんだりする心の状態も苦であると言います。
なんでだろう…と思いますね^ ^
でも、よ~く考えてみてください。
幸せがきて、この上なく嬉しい時、この上ない喜びを感じたとたん…
その喜びはいつまで続くのだろう…
いつかなくなるのではないか…、と思い悩むようになるかもしれない。
喜びもまた苦なのです。
仏教では心がそのように感情に揺れ動かない、静寂な状態を保てることがよいと考えます。
私たちはお釈迦さまではないですから、このような完全な心の静寂を保つことは難しいですね。
でも、私たちの満たされない心は、もっと愛を、もっと幸福を、もっと喜びを、もっと刺激を…
もっと、もっと、もっと…
飽くなき欲求を求め、それが手に入らないことを不幸だと思うようになります。
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私は最近、2人の娘を海外へ送り出しました。
予想以上の寂しさが襲ってきました。
苦を実感しました。寂しさ、後悔、不安、心配…
色んな苦を味わった数日間でした。
そして、その苦に抗うことを辞めました。
一切皆苦を思ったのです。
人生は一切皆苦。当たり前の苦の中に私はいるのだな…と受け入れられた時、私の心は少しずつ静かになっていきました。
そしてここからは、カウンセラーとしての本領発揮をしていこうと考えています。
私は、苦るしみは成長のチャンスと考えます。
人は成長に向かう前には、苦しみを味わいます。
今回の経験で、私は何を得ることができるだろうか。
ちょっと楽しみです(^_-)
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いかがでしたか? 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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