2018.10.25 投稿者:JTC-礒田修幸
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.192》~子供を褒める~小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.192》~子供を褒める~小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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先日、ある二人のお子さんのお母さんが、
「 以前は子供は褒めて育てろ、と言われてきたのに、今は、褒めてはいけないって言われて…
一体どうしたらいいのかわかりません。」
といったようなことを困ったなあ…
という様子でおっしゃっていました。
確かに、このようなことをよく聞きます。
子育ては何が正しくて、何が間違いなのか…
正否を問うのは難しいですね。
普段から、できない自分、ダメな自分、そんな自分に落ち込んでる自分、どんな自分でもしっかりと親に受けとめられて、それでも大丈夫^_^と、愛されることに安心を得ている子供にとっては、頑張ってできたことを褒められたら、きっと、更なる勇気をもらえて、自己肯定感を育んでいけるかもしれません。
逆に、普段、できない自分、ダメな自分、落ち込んでいる自分には、親からの関心をよせてもらえなかったり、否定されることが多ければ、たまに上手くできたことで、親が「褒める」という大きな関心をよせてくれた時、子供は…
「 頑張ってできる自分であれば愛されるんだ!ダメな自分では価値がないんだ…」
と受け取り、心に刷り込まれていき、ありのままの自分を受け入れられる自己肯定感というものは、だんだん萎んでしまうかもしれません。
「子供を褒める」という行為一つを切り取って、良し悪しを決めるのは難しいですし、あまり意味がないのかもしれませんね。
普段から、子供のどのような状況でも、その子なりのありのままの思いや気持ちを尊重してあげる親の関わり方は、子供の心には確かな自信を育むことを促すと思います。
そうは言っても、親には親の思い、期待、親自身も気づかないコンプレックスやトラウマがあり、それがムクムクと湧き上かって、ついつい…
「 受け入れてあげなきゃとは分かっているけど、心がついていかないんです… 」という状況になることも多いかと思います。
私も、その葛藤で長いこと苦しんできました。
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そこで…
一つ、実践的なことをお伝えしたいと思います。
子供が期待通りにいかない時に、それに対して受容的にその子のありのままの思いを受けとめることは難しいかもしれないですが…
子供が何かを頑張ったとき、何かができた時、子供はとっても嬉しいし、誇らしいのではないかと思います。
まずはそういうポジティブな気持ちをそのまま受けとめていくことはやり易いのではないでしょうか。
「 そうだね、嬉しいんだねえ 」
「 誇らしいんだね! 」と。
そしてその子の嬉しい気持ちや誇らしい気持ちをただただ一緒に味わってみてください^_^
きっと、お父さんも、お母さんも、そんな子供の気持ちに対して嬉しさを感じることでしょう。
きっと、優しい、うれしい、晴れやかな笑顔になることでしょう。
褒めるのでもなく、褒めないのでもなく、こんな関わりが子供には愛情として伝わるのではないかと思います。
子供はそんな愛情を栄養にして、自分を信じて生きる力を培うことでしょう^_^
そんな思いからかけてあげる言葉は、どんな言葉でも子供たちの宝になることでしょう。
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いかがでしたか? 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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