2023.09.14 投稿者:JTC-中島佳子

JTCメールマガジン[バックナンバー] 《vol.383》~小さな私の小さな傷~小沢美恵より

日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン

《vol.383》~小さな私の小さな傷~小沢美恵より

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

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日本心理カウンセラー養成学院

講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

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最近、思い出すことがあります。

 

小さい頃の自分に起きた出来事です。
きっと甥っ子が生まれて、彼の存在が私の何かを刺激しているのかもしれません。

 

小さい頃、3歳とか4歳の頃。私はよくおしゃべりをする子でした。父と電車に乗ることがよくあったのですが、私は父との電車の時間が嬉しくて、ずっと一人でおしゃべりしていました。無口な父はそんな私がちょっと恥ずかしくて、たまに寝たふりをしていました。私はそれに気づくと、途端に黙り込みました。

 

同じ頃。家族で宿泊した旅館で私は迷子になりました。間違えて違う部屋に入ってしまいました。すると数人のおじいちゃんおばあちゃんたちがあたたかく迎え入れてくれました。

 

私はおじいちゃんおばあちゃんのリクエストに応えて、こたつの上をステージにして、保育園で教わった歌とダンスを披露しました。おじいちゃんおばあちゃんたちはとても喜んでくれて、私も得意になったのを覚えています。

 

私が大きな声で歌うのを聞きつけて、私を探していた両親が部屋に入ってきました。
両親は…
「 ご迷惑をおかけして、すみません…」
と、申し訳なさそうに頭をさげていました。

 

私の得意な気持ちは、両親の申し訳なさそうな様子に、すっかり萎んでしまいました。私は「何か悪いことをしてしまったのかな…」と不安になりました。

 

本当に小さい頃の些細な出来事。
以前の私は、ただの思い出だと思っていた出来事ですが、今はちょっと違う感じの思い出です。

 

この時は、私が親に何かされた訳でも言われたわけでもなかったけれど、私は親の様子を繊細にキャッチして、きっとちょっと傷ついていました。

 

人の前で歌を披露するのが大好きだった私は、いつの間にか人前で自己紹介するのも緊張するような人間になっていました。

 

この二つの思い出の中の小さな私を思うと、心の奥がちょっぴりチクリとなるのです。^_^

 

 

 

 

 

追伸

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小沢美恵

 

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