大阪の心理カウンセリングの学校がお伝えする【ターニングポイント】

2024.08.29 投稿者：JTC 日本心理カウンセラー養成学院

大阪の心理カウンセリングの学校がお伝えする【ターニングポイント】

日本心理カウンセラー養成学院メールマガジン

大阪の心理カウンセリングの学校がお伝えする【ターニングポイント】

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

——————————-

日本心理カウンセラー養成学院

講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

・・・・・・・・・・・・・

娘が帰ってきて早くも3ヶ月がたちます。
お互い忙しい中ではありますが、色々と話をします。

その中である日娘が、過去に「摂食障害」から回復に向かったターニングポイントで何が起きたのかを教えてくれました。

拒食症状で12歳だった娘は、石のように頑なに食べることをコントロールしていましたが、その石のような硬い気持ちが少しだけ緩んだ時に、
「そうだ！食べることをコントロールすることにこんなにエネルギーを使って自分を痛めつけるのはもったいない。
どうせ同じエネルギーを使うなら、自分の健康にいいことにしよう！」

と、思いついたそうです。

そこからは転換が早かったです。
食べないコントロールをさっさと手放し、今度は走ることにエネルギーを注ぐようになりました。

もちろん、その「走る」ことも強迫的でとても健全ではなかったですが、少なくとも自分のためになることをしている感覚は大きな助けになったそうです。

「何かに依存していたり、強迫的になっている自分は、それがその時に必要だからしている。
でも、それが自分を痛めたり傷つけたりするものであったら、ただその衝動を自分にとっていいことに使うだけ。これが大事！って思ったんだよね。」

と、娘は言っていました。
12歳の子供だったからこその、素早い転換だったかもしれないですね。

今でもちょっと強迫的で少し完璧主義な自分を理解しながらも、娘はそんな自分でまあいいか、と思っているそうです^_^