2024.08.19 投稿者:JTC 日本心理カウンセラー養成学院

悪気はなく人を苦しめる人

皆様、こんにちは

大阪の心理学の学校、日本心理カウンセラー養成学院でございます。

「悪気はなく人を苦しめる人」大阪の心理カウンセラーの学校が伝える「なるほどな話」

えーっ そんなつもりなんかなーい!!

という心の動きと行動をわかりやすくお伝えします。「同調による不幸なペイン行動」と定義します。

大切な人のための行動が、その大切な人を苦しめる。そんな行動です。

人は悩み、苦しみ、悲しみ…といった感情を外に出す(話す)ことで、自己治癒を行います。例えば、友達、家族、パートナーに話します。共感してもらうことで自分自身の正当化を確信したいのです。その中でこころの「もやもや」を整理していきたいのです。父親も母親も、大人も、子どももです。

ケガしたらカサブタができます。そして元の通りに治っていきます。そんな自然治癒力を身体は持っています。こころにも同様に「自然治癒力」があるのです。

Nさんは、ある日、悩んでいる心配事を妹に話しました。妹「それは悩むね~」姉「でしょ~?仕方ないことだけど心配だし、悩むわ~」という感じです。妹はたまたま出会った母親に妹「お姉ちゃん、こんなことがあって、むちゃかわいそうやってん」母「え~それは心配じゃね~」 こんなやり取りの中で、妹さんも悪気無く心配だから母親に話しました。母親は、もちろんわが子を心配してこころが苦しくなりました。母「心配だわ、あの子大丈夫かしら」昨日は心配で寝れない中、朝を迎え悩んでる娘を思い「心配」という感情がだんだん大きくなり、長女へ電話 母「妹Mちゃんから聞いたんだけど、大丈夫なん?」長女N「わ~ごめん心配かけて、大丈夫だから気にしないで」とその時は終了。でも子を思う母は心配でたまらない。また寝られない、電話してみよう母「Nちゃんどう?お母さんは心配で昨日も寝られなかったんよ」長女N「ありがとう、自分で解決することだから心配しないで」。。。母は心配で睡眠不足が続き、毎日長女に電話を掛けます。

長女Nからすると、もともと母に話すつもりはなく心配かけたことに申し訳ない気持ちがいっぱい。母は心配。子を思う母の当然の行動だと思います。

どちらも悪気のない行動です。と思いませんか?

母の行動が長女を苦しめています。「えっ」「そんなんいったらかわいそうじゃん!」

母親の行動は、いつしか母親自身の娘を思う「こころの苦しさ」を長女本人に話す(吐露)ことで自己治癒するという行動になってしまったのです。娘Nさんも優しいので母は悪気ないのはわかるけど母と話すのが辛くなったと。

これが「同調による不幸なペイン行動」です!

現在は、長女の悩みのもとになった心配ごとも解消され、親子ともにすごく平和に過ごされています。

日本心理カウンセラー養成学院では、あなたの職業における成長と新たな挑戦を応援します。

学びを通じて、より深い人間関係を築き、より充実した仕事を目指しませんか?

あなたもぜひ、私たちの学びに参加し、次なるステップへの準備を始めてみてください。

詳細やお問い合わせは、日本心理カウンセラー養成学院のウェブサイトをご覧いただくか、直接お問い合わせください。

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