2015.07.22 投稿者:JTC-出口 さゆり
90-築き直す関係性の前に…
「築き直す関係性を恋愛心理分析の観点からお伝えします。」
と、前回のブログで予告をしたものの、
なかなか私の中でまとまらず時が経ってしまいました。
申し訳ありません。
今日は、どうしても書きたいことがあります。
恋愛心理分析の観点からお伝えすることは保留とさせて頂けたらと思います。
必ずや、書かせて頂きます。
今、心理カウンセラー養成講座 第34期生の皆さんは、「インナーチャイルドセラピー」について学ばれている時期ですね。
それから、去年の10月から始まっているインナーチャイルドセラピー講座は終盤に近づいています。
・・・。
話しは少し変わりますが、
私は、最近こんなことをこころのどこかで感じていました。
虐待、いじめ、他殺、自殺、戦争…
誰かを傷つける行為の裏には、その人が傷ついてきた過去があるのではないか…。
本当に心痛ましい事件が後を絶ちません。
時代は続いて行くので、きっとよりよくなっていく上でのほんの一部に過ぎない出来事なんだろう。
そう、信じよう。
傷ついた痛みを少なくとも私だけでも無駄にしないでおこう。
と、がんばって捉えたりしてみますが、
「本当に?」
と、なんだか心はモヤモヤ、霧が晴れませんでした。
しかし、今日授業を終えて強く確信したのです。
【インナーチャイルドセラピーは世界を救う】
と。
オオゴトのように聞こえるかもしれません。
しかし、それほどまでに多大な影響をセラピーを受ける本人、その家族、社会、国、世界へともたらすことができると考えています。
インナー:内なる
チャイルド:子ども
セラピー:癒す
(自己の)内なる子どもを癒す
→インナーチャイルドセラピー
幼い頃の経験が大人時代の私たちに与えている影響は計り知れないものがあります。
幼い頃に受けた心の傷をインナーチャイルドセラピーによって癒していくことで、自己の内側に愛を取り戻します。
これは、とても地道な作業で、根気とエネルギーが必要となるプロセスです。
自分が苦しんで、悲しんで、憤って、我慢して、耐えて、、生きてきた人生を
インナーチャイルドセラピーによって振り返るプロセスは決して楽なものではありません。
振り返り、当時抱いていた感情を再体験し、それを表現し、肯定的な新しいあなたならではの気づきに変えていく…。
これを何度も何度も繰り返していきます。
多くの方が果敢にその作業にチャレンジしていきます。
なぜそれをするのか。
それは、
「今以上に自身や周りに幸せをもたらしたいから」
なのではないかと思います。
感情を表現していくことは勇気がいること。
みんなが居てくれる、共感してくれる人が居てくれるだけでその勇気が大きくなります。
「今以上に自身や周りに幸せをもたらしたい」
一人一人が、その意図を、安心できる空間でコツコツと身につけ、傷を癒やすプロセスを踏み、習慣のように自他を愛するあり方を実践出来たら。。
多くの社会問題は解決するのではないかと考えるのです。
自身が体験してきた痛みに向き合うプロセスは楽なものではない、
だからこそ普及はなかなか難しいかもしれません。
しかしながら、悲しいことに、その結果として社会で起こる犯罪や悲しい事件が後を絶たないのでしょう。
(これは私の主観です。このことが唯一とは考えていません)
一人一人が自分が受けてきた痛みをも自分の人生の一部として受け入れることが出来たら、見える世界が変わり、自他を慈しむ、思いやる、優しい気持ちになると思うのです。
これは、私の理想像なだけかもしれません。
きれいごとに聞こえるかもしれません。
だけど、私はその理想に向かいたいと思います。
でないと、同じ繰り返しです。
がんばってその傷に向き合っている、クライアントや生徒さんと対面する度に豊かな社会に一歩、また一歩近づいていると疑わず励みたいと思いました。
一人一人ができることをコツコツと続けて行けば、
だんだんとその人が変わり、
緩やかにその家庭が変わり、
その振動で社会が変わり、
やがて大きく国が変わり、
見違えるほどの世界に変容していくのではないかと、
そう、思うのです。
だから、これからも私はファシリテーターとして、心理カウンセラーとして多くの方の人生を豊かにしていく、協力者 兼 学び続ける人でありたい。
クライアントや生徒さんにとっては、立場上協力者である私の方こそ、
皆さんから逆に私の人生の糧となるような、多くのことを学ばせてもらっています。
なので、学び続ける人なのです。
この場をお借りして、深謝申し上げます。
ありがとうございます。
【インナーチャイルドセラピーは世界を変える】
実現に向けて、コツコツ励みます。
※補足※
心理療法はたくさんあるので自分に合うものを選んで貰えたらと思います。
少し、インナーチャイルドセラピーに偏った表現になりましたが、今日心がとても動いたことでしたので綴らせてもらいました。
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