2016.10.16 投稿者:JTC-出口 さゆり
127-あなただけが知っていること〜心理カウンセラーへの軌跡 3〜
こんにちは。
日本心理カウンセラー養成学院 講師・心理カウンセラーの出口さゆりです。
最近、ブログを
書き綴ろうと思うと、
伝えたいことがたくさん出てきて
まとまりがつかなくなります。
何度も何度も構成し直して
綴っていますので、
更新までにお待たせしてしまいますが
どうぞ、気長に…(^-^)
お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
さて、
○○カウンセラー
○○専門カウンセラー
様々な肩書きが世に溢れ、
「カウンセラー」という言葉そのものは10年前に比べ、
人々にとって、
割と聞いたことのある言葉に変わってきたように思います。
どんなカウンセラーにも
共通して言えること。
それは、
「私は、自分ならではの心を持つ人間である」
という自覚もつこと
が大切なのではないかと
私は考えています。
心理カウンセラーが身につけるべく
知識や技術を学び始めると、
「人の成長を促す存在として〜〜あるべき」
と、考えてしまいがちです。
その思いから、
純粋に人として自分が感じたことに
ブレーキをかけるかのように、
純粋に感じたことは置いてきぼりで、
「〜あるべき」
が頭の中に飛び込んできて
結局、
人間味の無い、無機質な関わり方に変わってしまう。
そして、
心と心が通い合わない
やりとりが続いて行き、
効果の低い
心理カウンセリングになることも。
かといって、
「カウンセラーにも心があるのだから」
という自分よがりな理由で、
熟考することなく
頭に飛び込んできた
個人的な意見や批判を
言葉にしてしまった場合、
適切な援助は成立しません。
心理療法や技法(いわゆる、心理カウンセリングのやり方)は、
いくらでも勉強し、
トレーニングをすることが可能です。
しかし、
「自分ならではの心」
を理解していく、わかっていくには
机上の勉強やトレーニング
だけではなかなか難しいものがあります。
教科書(いわゆる、学術的な理論)は、
「自分ならではの心」
が、何なのか?
を自分自身が知るための
一つの道具に過ぎません。
その道具を使って、
まずは、「自分の心」に
目を向ける。
唯一無二の自分自身を
理解していくこと。
心理カウンセラーを
目指して行く上で、
これを欠かすことはできないのです。
いや、
心理カウンセラーという職業として
活かされていくだけでは
勿体無い位、価値のある行為だと
言っても過言ではありません。
こうして
心理カウンセラーへの…
並びに、
自分ならではの心を理解した
私らしい人生への…
旅が始まるのです。
自分ならではの心を
理解することが
心理カウンセリングや
自己の人生に
どのような影響をもたらすのか?
次回はそれについて綴りたいと思います。