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日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン　《vol.20》
～幸せな気持ちになれる「物の見方」～
★週一回★
こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。
前任の出口先生からバトンを受け取りました(*^^*)
これから毎週木曜の夕方に、日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けいたします。
先週は、サーバーの不具合により配信時間に復旧が間に合いませんでした。
楽しみにお待ちくださっていたかと存じます。
お待たせ致しましたこと心よりお詫び申し上げます。
引き続き、読んでいただけると嬉しいです。
さて、ゴールデンウィークも開けて一週間がたちましたが、いかがお過ごしでしょうか？
心と体を休めて、リフレッシュした後は、通常の生活に戻っても、新鮮で幸せな気持ちで過ごせるような気がします。
今日は、日々が新鮮で幸せな気持ちで過ごせるような心理学をご紹介したいと思います。
・・・・・・・・・
あなたの周りには、いつも笑顔で、楽しそうで、なんだかとっても幸せそうな人っていませんか？
その人の周りにはいつも人が集まって、ハッピーなことが寄ってきている気がする・・・
逆に、「への字口」をして、いつも誰かを批判的に評価したり、状況を嘆いたりする人もいますよね。周りの人も同じような表情、不運が寄ってきているみたい・・・
同じような境遇なのに、なんだか幸せそうな人、そうでない人、この違いはなんでしょうか？
それは、ずばり、
「人が、世界や自分、他者をどんな目で見ているのか」
つまり、「物の見方」で決まるといえましょう。
幸せな人の目には、世界はどう映るのか？
ちょっとイメージしてみましょう・・・
・・・・・・・・・・・
朝、目が覚めると、太陽の光はとてもまぶしくて、まるで私の目覚めを祝福してくれているようだ。
パンを焼いてコーヒーを入れる・・コーヒーの香り、大好き、幸せ～
通勤電車に揺られ、みんなこれから頑張るんだなぁ。
・・・・・・・・・・・
朝から幸せそう・・（＾＾）
では次に、幸せを感じられていない人の目に映る世界は・・・？
・・・・・・・・・・・
う～、眠い！今日はいい天気だなぁ。でもどうせ仕事だから関係ないし。
どうせなら休みの日に晴れたらいいのに。
とりあえずパンとコーヒー・・早く支度しなきゃ。
通勤電車ってホント疲れる・・・ちょっと足踏まないで！
・・・・・・・・・・・
いかがでしょうか？
全く同じ状況でも、全く違った世界となります。
幸せな人は、目に見える物や人を肯定し、また自分自身も世界に受け入れられていると感じています。
このような物の見方を、心理療法の一つである「交流分析」では、
「I am OK, You are OK　（＝私もあなたもOKな存在である）の立場」といいます。
先ほどの例を見ても、一つ一つのことは決して特別ラッキーなことではありません。
どんな人にも朝は訪れ、日光はふりそそぐのですから・・・。
もちろん、幸せな人も、問題を抱え、落ち込むこともあるでしょう。
でも、そんなときも、太陽の光やコーヒーの香り、手を差し伸べてくれる家族や友人の存在が、温かく包み込んでくれることに、気づいているのです。
・・・・・・・・・・・・・
それでは、どうすれば、こんな風に幸せな物の見方ができるのでしょう？
今日はそれをお伝えして、おしまいにしましょう。
それは、
どんなあなたでも、十分OKな存在であること
同時に他者も、十分OKな存在であること
世界があなたを温かく、そのまま受け入れていることに、
「心の底から気づくこと」です。
（幸せを感じにくい物の見方の人は、ただ、そのことに気づいていないだけなのです。）
自分や他者を責めたくなる時があるかもしれません。
そんな時は、責めたい自分を受け止めたうえで、
「私はOKなんだ」と心から小さく唱えてみましょう。
最初はうまくいかないかもしれませんが、
少しずつ心が整い、温かさに包まれ、視界が広がっていくでしょう。
・・・・・・・・・・・・
いかがでしたか？
今日は、幸せな気持ちになれる「物の見方」をご紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もまた、木曜日にお会いしましょう。
橋本杏子
お読みいただいてありがとうございます。
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