2015.09.17 投稿者:JTC

JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.31》 ~深める途中~

日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン 《vol.31》
~深める途中~
★週一回★
こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。
毎週木曜の夕方に、日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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この数回に渡り、内的世界の住人のお話をしてきました。
私たち一人ひとりの内的世界には、自身を強く批判する批判家や、一瞬一瞬、いろんなことを感じるインナーチャイルドが住んでいること、そしてその2人に対するかかわり方をご紹介しましたね(*^^*)
このメールマガジンを読むあなたは、どんな気持ちになるのだろうと、少し気になりながら、1週、1週綴ってきました。
批判家やインナーチャイルドの存在に気づいた時、あなたの心はどんな反応をしたのでしょう?
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心理学を学び、自身の内面にアプローチすることで、私たちはさまざまなことに気づき、自己洞察、自己理解を深めることができます。
今まで全然気にならなかったことに気づいたり、うすうす感じていたことのワケが分かったり、驚くような新しい自己の発見があったり!
まるで、心の扉を開けて、その奥にいる新しい、どこか懐かしい自分に出会うことができる…それこそが、心理学の素晴らしさのひとつと言えましょう。
でも…そんなめくるめく心の旅の途中で、
ふと怖くなったり、悲しくなったり、
疲れてしまう時があるかもしれません。
誰かを責めてしまいそうな自分を感じるかもしれません。
自分が何なのか誰なのか、分からなくなるかもしれません。
心理学を深め、自己理解が進めば進むほど、あなたが辛さを感じてしまう…
あなたがもし、そんな風に思っているなら…。
私の自己開示とともに、メッセージを送ります。
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私は、インナーチャイルドの理論を学んでから約1年、自分のインナーチャイルドを無視し続けました。
幼い頃のたくさんの心残り、淋しさ、切なさを感じようとせず、
「私のインナーチャイルドは傷ついていない!」と思い込んでいました。
インナーチャイルドの理論を勉強しようとテキストを開くたび、顔が引きつることに気づきながらも、決してインナーチャイルドと向き合おうとはしませんでした。
親にちゃんと育ててもらった恩を強く感じていましたし、少し過保護な母親との関係に満足していたので、自分は幸せだと思っていました。
それと、今思えば、やはりあの頃はまだ、心の準備が整っていなかったのでしょう。
それから1年後、カウンセリングを受け始め、またさらに1年後、インナーチャイルドセラピー講座を受け始め、1歩ずつ、ゆっくりと内面を深めました。
今は、それで良かったと思っています。
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学びの途中、体のどこかでモヤモヤ、ざわざわ、不快な感じがする時、あなたのインナーチャイルドが動揺しているのかもしれません。
そんな時、自己洞察を深める選択も、今はその不快感に触れない選択も、あなた次第です。
あなたが、心から「学びたい、深めたい」と思える時が、ベストなタイミングなのだと思います。
ゆっくり、マイペースでいきましょう。
もし、心の扉の先に行けないあなたを感じたなら、
「今は、深める時じゃないんだね。わかったよ」
と、体の真ん中辺りに声をかけてみましょう。
そして、
「深めても、深めなくても、私はあなたが大好きだよ。」
と声をかけてあげましょう(*^^*)
どんなあなたでも、OKなのですから。
意外と、そんな風にかかわると、安心して、心の準備が整ったりするかもしれません(^-^)
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
来週また、お会いしましょう。
橋本杏子
お読みいただいてありがとうございます。
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