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日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン　《vol.33》
～あなたの恋愛傾向は？～
★週一回★
こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。
毎週木曜の夕方に、日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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♪あなただけなの
あなただけを見つめてる
君がいるだけでいい…
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いきなりで驚かせてしまったかもしれませんが、世の中に流れるラブソングには、こんな歌詞が多いことに気づきます。
切ないメロディーと盛り上がるサウンド、滑らかな歌声に、リスナーは酔いしれます。
私も歌が大好きですので、ラブソングを口ずさみ、生活の彩りとして、楽しんでいます(*^^*)
今日はそんなラブソングの世界観を、心理学的な人間関係から紐解いていきましょう。
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冒頭の「あなただけなの、あなただけを見つめてる、君がいるだけでいい」というフレーズ…
心のなかで響かせてみた時、どんな感じがしますか？
もし今、好きな人がいるなら、その人を思い浮かべてみてください。
また、今までのあなたの恋愛傾向と照らし合わせてみると、どうでしょうか？
さて、どんな感じがしましたか？
1.ウットリした。(いつもそんな恋愛がしたい！)
2.ちょっとコワイ。(そんなに想われると引いちゃう)
3.まぁ、いいんじゃない？という程度。
この質問で、あなたの恋愛傾向が少しわかっちゃいます(*^^*)
1.ウットリしたあなたは、
一度誰かを好きになったら一途に思い続け、毎日がバラ色！頭の中が恋愛一色になってしまい、仕事や友達付き合いがおろそかになることもあるかもしれません。
2.ちょっとコワイと引いてしまうあなたは、
もちろん恋愛はしたいけど、あまりグイグイ来られると、何だかコワイ、重い…。趣味や友達付き合いも大切にしたいし、できればサラッと恋愛したいなぁ、と思っていませんか？
3.特に何も感じないあなたは、
上手に恋愛できる素質アリ！恋愛にのめり込みすぎず、かといって拒絶することもなく、バランスよく、恋愛できそう。
さて、いかがでしたか？
もしかしたら、1・2の両方の傾向を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
時によってはウットリ、時によってはコワイ、というように。
1～3、どの感覚も自然なものです。
あなたの中からわき起こる、ありのままの感覚です。
でも、これらの感覚が、あなたの恋愛に大きな影響を与えることは確かです。
なぜ、人によって、時によって、違う感覚がわき起こるのでしょう…？
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実はこの恋愛傾向は、私たちの生まれ育った環境が影響しているのです。
つまり、私たちが家族の中での存在のしかた、育ち方が、恋愛傾向に影響するのです。
1～3の恋愛傾向を、その生い立ちから紐解いてみましょう。
1.ウットリ感じる方
あなたがもし、家族から、毎日温かい言葉や態度でわかりやすく愛情を示されなかった場合、あなたは子どもながらに、「私は愛されていない」と判断することになります。
たとえそれが、たった一度の体験だとしても、そのように感じることがあります。
愛されないと判断したあなたの心には、ぽっかりと穴が空いたまま、大人になります。
満たされない愛情を埋めてくれる誰かを求めて恋愛を始め、相手に愛情を求め続けることになります。
2.コワイと感じる方
あなたがもし、家庭内の何らかの事情や、親御さんの性格により、子どもながらに気を使い、大人のようにふるまってきたなら、または、親御さんが過保護、過干渉で、窮屈な思いをしてきたあなたは、いつも人に囲い込まれて育ってきました。
「人に囲まれて、疲れる」という思いと、それでも愛情を求める生き物の本能のはざまで、葛藤してきました。
大人になって自由になっても、恋愛相手に対して、この二つの葛藤を抱えるようになります。
3.何も感じない方
子どもの頃、自由にありのまま過ごすことができ、家族からもわかりやすく愛情を注がれたあなたは、恋愛に対しても、すんなりと生きづらさを感じることなく、豊かな関係を築くことができます。
また、1・2のどちらも感じる方もいらっしゃいます。それは、時には1のかかわり、また2のかかわり、というように、複雑なかかわりをされた方である可能性があります。そしてまた、このタイプの方はたくさんいるのです。
実は私も、この複雑なタイプです(^_^;)
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不思議なことに、あなたと相手のタイプによって、二人の関係も変わります。
たとえば、あなたが1、相手も1なら、二人はいつもくっついて、二人だけの世界を生きていくことになります。
あなたが1、相手が2なら、あなたが相手を追いかけ、そして相手は逃げる…
二人の恋愛傾向が混ざり合い、化学反応を起こすように、その恋愛模様はさまざまです。
自分や相手のこうした傾向に気づいていると、日々の二人の関係について理解し合うことができます。そうすれば、小さなすれ違いがあっても淋しさや孤独にのみこまれず、自分を大切にしながら恋愛を楽しむことができます。
時にはラブソングのように、甘い世界に酔いしれ、時には軽やかな恋愛を楽しむ…そんな風に過ごすヒントになります(*^^*)
いかがでしたか？
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
来週また、お会いしましょう。
橋本杏子
お読みいただいてありがとうございます。
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