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日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン　《vol.37》
～コップに愛を注ぐのはだれ？～
★週一回★
こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。
毎週木曜の夕方に、日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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前回は、自己肯定感を高めるふり返りのワークをご紹介しました。
その内容は、
この1か月、3か月などの期間をふり返り、以下の項目を紙に書いていきます。
(1)初めて体験できたこと
(2)出会えた素敵な人
(3)ラッキーだったこと
(4)楽しかったこと
(5)よくやった！と思えること
やってみて、いかがでしたか？
私の友達もすぐにやってみたそうで、LINEで項目ごとに伝えてくれました(*^^*)
なるほど～と納得したり、良かったね～と一緒に喜んだり、誰かのふり返りを聴くのもとても楽しいです。
お子さんやお友達同士で、お茶を飲みながら、一緒にふり返るのも、楽しい時が過ごせそうです。
ぜひお試しくださいね(*^^*)
さてさて、今日はどんなお話をしましょうか(^-^)
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今日は、コップのお話です。
もし、あなたが今、のどが渇いていて、目の前にコップと水の入ったビンがあったら、どうしますか？
はい、そうです。簡単ですね。
コップに水を注いで飲みますよね。
では、注いで、飲みましょう。
トクトク。ゴクゴク…ふぅ。落ち着きました(*^^*)
いかがですか？もう、のどの渇きはなくなりましたね。
では、次に、あなたの体の内側を感じてみましょう…。
あなたの心の器を、コップだとイメージしてみましょう。
満たされない…
寂しい…
むなしい…
悲しい…
ふいに訪れる、空虚な気持ちの時、あなたの心のコップは、空っぽ…。愛が足りない…。
そんな時、あなたはどうしますか？
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携帯電話を触って、ゲームやネット、LINE、メールばかりしていませんか？
パチンコ、ギャンブルに出掛けていませんか？
アルコールやタバコについ手がのびていませんか？
睡眠薬やドラッグで、忘れてしまうのですか？
食べ過ぎたり、食べたものを吐いたりしていませんか？
それらはすべて、空虚な心のコップを満たすための、穴埋め行為です。依存、嗜癖というものです。
依存性が高いため、ずっと繰り返してしまいます。また、繰り返すうちに体を壊したり、お金を浪費したりして、生活がどんどん悪化していく恐れがあります。
それ以外に、目に見えて不利益はないけれど、過度に真面目に働き過ぎたり、勉強したりする人も、実は空虚感の穴埋めをしているのかもしれません。
そのような、穴埋め行為を繰り返しても、その瞬間は空虚感を忘れられたとしても、すぐにまた、心のコップは空っぽになってしまいます。
なぜなら、心のコップを満たせるものは、一時の快楽ではなく、普遍の愛だからです。
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そのほかにも、
空虚な心のコップを、自分以外の誰かに満たしてもらおうとする人もいます。
恋人や家族、周りの人たちのお世話をしては、見返りに、心のコップに愛が注がれるのを待つ…
メールやLINEの返事ばかり気にして、何度も携帯電話を確認したり、相手に愛の言葉をねだってしまう。
誰かが、あなたの心のコップに愛を注いでくれると信じて、その相手を求めさまよっていませんか？
私も、そんな時があります。
特に、恋人に、寂しさを埋めてほしいと願う傾向があります。
でも。
心のコップは、誰かが愛を注げば、本当に満たされるのでしょうか？
確かに、誰かが愛を伝えてくれたり、優しくしてくれると嬉しいですよね。幸せな気持ちになります。
でも、本当は、心のコップに愛を注いでいるのは、自分自身なのです。
他者は、あくまでも、あなたに愛を差し出してくれているだけで、それを受け取り、心のコップに注ぐのは、あなた自身なのです。
その証拠に、苦手な人から急に優しくされたり、見ず知らずの人から愛を告げられても、戸惑ってしまいますよね？
また、たとえほめられたり、励まされたり、優しくされても、自分自身の心境によって、なんだかありがたく受け取れない時もあります。
結局、心のコップに愛を注ぎ、満たすことができるのは、あなた自身なのです。
これは、とても大切なことです。
なぜなら、あなたがあなた自身を愛することができれば、毎日、優しいかかわりができれば、自然とあなたの心のコップは、愛で満たされるようになるからです。
このことに、心の底から気づき、あなたがあなた自身を愛することができたとき、穴埋めのために物質や行為に依存したり、他者に愛を求めさまようこともなくなっていきます。
毎日、あなたに、愛と優しいかかわりを(*^^*)
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私からのメールマガジンは、あなたの心のコップに、あなたが愛を注ぐためのヒントになるでしょう。
そう願いながら、これからも毎週、小さなメッセージをお届けします。
今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた来週、お会いしましょう。
追伸
もしよかったら、メールマガジンのご感想や、ふとしたことなど、なんでもお気軽にメッセージをお寄せください。
お返事は少し遅れるかもしれませんが、ご了承いただけると助かります(*^^*)
k.hashimoto@jtc-web.jpまで、お気軽にどうぞ。
橋本杏子
お読みいただいてありがとうございます。
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